2023年8月アーカイブ
「MACKINTOSH PHILOSOPHY」「トロッター」ジャケット2023年秋冬全型で環境配慮型素材を使用
「マッキントッシュ フィロソフィー」メンズ
2023年秋冬
機能性ビジネスウェア「TROTTER(トロッター)」ジャケット
2023年秋冬シリーズ全型で環境配慮型素材を使用
~ ジャケット4型と同素材のベスト、パンツを含む計10型でリサイクルポリエステルを使用 ~
環境配慮型素材を使用した2023年秋冬の「トロッター」ジャケット全4型
三陽商会が展開するブランド「MACKINTOSH PHILOSOPHY(マッキントッシュ フィロソフィー)」のメンズは、サステナブルファッションへの継続的な取り組みの一環として、ブランドの主力商材である「トロッター」シリーズ 2023年秋冬シーズンのジャケット全型でリサイクルポリエステルを使用して展開いたします。
「トロッター」シリーズは、2010年のスタート以来、累計20万着以上を販売している機能性ビジネスウェアです。「マッキントッシュ フィロソフィー」メンズでは2022年秋冬より「トロッター」ジャケットの5型中4型でリサイクルポリエステルを使用するなど、各商品の環境配慮型素材への置き換えに向けて企画開発に取り組んでおり、2023年秋冬シーズンでは、展開する「トロッター」ジャケット全型に加え、同素材のベスト、パンツも含む計10型でリサイクルポリエステルを使用するに至りました。
取り組みの背景
新型コロナウイルス感染症の5類移行に伴うオフィス回帰を受けて、通勤服を見直す「買い替え需要」などによりビジネスウェアのニーズは回復傾向にあり、ウォッシャブル・防シワといった機能性を備える素材としてポリエステルを使用している「トロッター」ジャケットが好調に推移しています。
一方、ファッション産業がもたらす環境負荷は非常に高いことが国際的に指摘されているなか、店舗の展開先である百貨店等からは環境配慮型素材を使用した商材の割合や売り上げの構成比を求められるなど、環境課題に対する取り組みの機運はファッション産業全体を通して高まっています。
「マッキントッシュ フィロソフィー」メンズではこうした背景を受けて、GHG排出量の削減に貢献し、かつ耐久性や伸縮性に優れているリサイクルポリエステル素材に着目。サステナブルファッションへの取り組みの第一歩として2022年秋冬より「トロッター」ジャケットアイテムの5型中4型でリサイクルポリエステルを使用(※1)してきましたが、2023年秋冬よりジャケット全4型と、同素材のベスト、パンツも含む計10型の商品でリサイクルポリエステル素材を使用(※2)することとしました(※3)。
- ※1 プレスリリース:「MACKINTOSH PHILOSOPHY」主力商材の「トロッタージャケット」で環境配慮型素材の使用を拡大
(2022年10月配信)https://www.sanyo-shokai.co.jp/company/news/2022/10/05.html - ※2 リサイクルポリエステル素材の混率は資料下部「該当商品の詳細」を参照
- ※3 2023年秋冬で展開する「トロッター」シリーズのシャツアイテムは対象外
リサイクルポリエステル素材へ置き換えを実施した商品について
「トロッター」ジャケットは、英国伝統の佇まいと現代のビジネスシーンに必要な機能を融合した、機能性ビジネスウェアです。ウォッシャブル・防シワといった機能を特徴としており、ポリエステルを使用した商品開発をおこなっています。
今シーズンは、盛夏~秋冬の各シーズンで快適に着用できる4つの素材を使用し、ジャケット、ベスト、パンツの計10型を展開。各商品におけるリサイクルポリエステル素材の混率はそれぞれ異なるものの、トロッターならではの機能性やデザイン性を損なうことなく、多様化するワークスタイルに対応する商品を展開いたします。
■該当商品の詳細※価格は全て税込価格表記
<TROTTER #000(ナンバーゼロ)>ウォッシャブル・吸水速乾・抗菌防臭・消臭・防シワ
2013年の誕生以来、多くの支持を集める「トロッター」の代表格。
快適性と品格あるデザイン性を両立するスタンダードモデル
ジャケット
JACKET #000
(リサイクルポリエステル40%使用)
¥44,000 2色
ベスト
WAISTCOAT #000
(リサイクルポリエステル40%使用)
¥22,000 2色
パンツ
TROUSERS #000
(リサイクルポリエステル40%使用)
¥22,000 2色
<TROTTER extrasolid>ウォッシャブル・防シワ
袖裏以外の裏地を省略したシャープなデザインと、伸縮性の高いポリエステル加工糸を使用することで快適な着心地を両立したシリーズ
ジャケット
extrasolid JACKET
(リサイクルポリエステル52%使用)
¥48,400 2色
ベスト
extrasolid WAISTCOAT
(リサイクルポリエステル52%使用)
¥22,000 2色
パンツ
extrasolid TROUSERS
(リサイクルポリエステル52%使用)
¥24,200 2色
<TROTTER #114>防シワ・ウォッシャブル・抗菌防臭
伸縮性に優れたポンチジャージー素材に洗練された織り柄をプリントしたセットアップ
ジャケット
JACKET #114
(リサイクルポリエステル38%使用)
¥46,200 2色
パンツ
TROUSERS #114
(リサイクルポリエステル38%使用)
¥22,000 2色
<TROTTER #116>防シワ・ウォッシャブル
ウールのような上質感を肉厚な機能性ポリエステル素材で表現したセットアップ
ジャケット
JACKET #116
(リサイクルポリエステル25%使用)
¥48,400 4色
パンツ
TROUSERS #116
(リサイクルポリエステル25%使用)
¥24,200 4色
<TROTTER 対象商品 展開概要>
アイテム | ジャケット4型 ベスト2型 パンツ4型 計10型 |
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価格帯(税込価格) | ジャケット:¥44,000~¥48,400 ベスト:¥22,000 パンツ:¥22,000~¥24,200 |
取扱い |
|
展開日 | 7月~9月上旬 |
環境配慮型素材を使用した今後の商品開発について
「MACKINTOSH PHILOSOPHY」のメンズでは今後もブランドの価値を損なうことなく衣服にかかる環境負荷を軽減することを目的に、「トロッター」シリーズのほか、ブランドを代表するコートアイテムや普段使いのシャツアイテム等にも範囲を広げて、継続的に環境配慮型素材を使用した商品の開発に取り組んでいく方針です。
「MACKINTOSH PHILOSOPHY」メンズについて
コンセプト | : | 英国を代表する老舗ブランド、マッキントッシュ。そのセカンドラインとして誕生したマッキントッシュ フィロソフィーは、マッキントッシュのモノづくりの精神とクラシックで時代性のあるスタイルを受け継いだトータルコレクションです。 |
---|---|---|
展開店舗 | : | 百貨店・商業施設 計35店舗 |
ブランド開始年度 | : | 2007年 |
■「MACKINTOSH PHILOSOPHY」公式インスタグラム
コート専業工場「サンヨーソーイング」と「あおもり藍」協業第3弾。「本藍染トレンチ」を8/27(日)より予約販売
~ 技術継承を見据えた工場発ブランドの取り組み ~
「サンヨーソーイング」 × 「あおもり藍」 協業第3弾
コート専業54年の工場がつくる「本藍染(ほんあいぞめ)トレンチ」を
応援購入サービス『Makuake』にて8/27(日)~9/29(金)予約販売
東京・青森の3か所に試着ができる展示スペースも8/26(土)より順次設置
三陽商会の自社工場であるコート専業工場「サンヨーソーイング 青森ファクトリー(青森県七戸町、以下 サンヨーソーイング)」は、工場直販ブランド『サンヨーソーイング』から、「あおもり藍産業協同組合(以下 あおもり藍産業)」が手掛ける地域ブランド「あおもり藍」との協業第3弾として開発した「本藍染トレンチ」を、8月27日(日)~9月29日(金)の期間、 応援購入サービス『Makuake』 サイト上にて予約販売いたします。トレンチコートは当工場を象徴する最も得意とするアイテムであり、過去2回の「あおもり藍」との協業経験を経て、第3弾にして満を持して展開するのが「本藍染トレンチ」です。
「サンヨーソーイング」では、技術継承を見据えた若手人材誘致に繋がることを目的の1つとして、"工場発ブランド"の製品開発に取り組み発信力を高めています。今回展開する「本藍染トレンチ」は、藍と天然由来の材料だけで染める"本藍染"の「あおもり藍」で手作業により染色した生地に、縫製からプレスまで各工程で最適な手仕事を施して仕上げるコート専業54年の「サンヨーソーイング」の技術を駆使した、当工場でしか作れないコートです。それぞれの職人が技術と情熱を注ぎ製作したコートを、こだわりの1着を求めるお客さまに向けてご提案いたします。
また『Makuake』サイト上での展開に加えて、東京・青森の計3か所(「SANYO ESSENTIALS日本橋髙島屋S.C. 店」、青森駅前「A-FACTORY」、「サンヨーソーイング 青森ファクトリー」)に、試着してサイズや色味などをご確認いただける展示スペースを8月26日(土)より順次設置いたします。
『Makuake』掲載ページURL
https://www.makuake.com/project/sanyosewing03/
展開期間:8月27日(日)12:00 ~ 9月29日(金)18:00
※URLは8月27日(日)12:00より稼働
背景・目的
~ 低下する国内生産比率 ~
2022年から強まった円安傾向とコロナ禍によるサプライチェーンの乱れから、衣料品の国内生産回帰の動きがありましたが、2022年に日本で供給された衣料品のうち国産品が占める数量の割合は1.5%〔※1〕となり、前年に比べて0.2ポイント低下と減少の一途をたどっています。これは工員の高齢化などにより廃業する縫製工場が多く、生産キャパシティー自体の減少が影響しているためといわれています。
※1)「日本繊維輸入組合「日本のアパレル市場と輸入品概況2023」より
サンヨーソーイング 青森ファクトリー
~ 技術継承を見据え若手人材誘致 ~
当社の製品に加えて他の国内ブランドのコート生産も請け負い、熟練工の技術により上質なコートをつくり続けている「サンヨーソーイング」では、技術継承を見据えた若手人材誘致に繋がることを目的に、工場自ら企画しデザイン・パターン・縫製・販売までを一貫して手掛ける"工場発ブランド"の製品開発を強化。工場のブランディングに貢献しはじめています。そのひとつとして、2021年8月に「あおもり藍」との協業により、当工場にしか生み出せない"Made in Aomori"の「本藍染コート」を製作し、「Makuake」サイト上で各生産工程における技術とコートにかける思いを伝え展開したところ、約3週間で180枚が完売という予想を上回る反響があり、2022年8月には協業第2弾として「本藍染スノーパーカー」を展開しました。この取り組みをきっかけに「サンヨーソーイング」を知り入社する若手社員もでています。
「本藍染トレンチ」製品のポイント
~ 第3弾にして満を持し"トレンチコート"で「あおもり藍」コラボが実現 ~
トレンチコートは、サンヨーソーイングが創業時から54年にわたりつくり続けてきた、最も得意とする工場を象徴するアイテムです。パーツ数が非常に多いため、1着分に必要な生地の面積が非常に大きく、均一に手作業で染め上げるには技術が必要です。このため協業第1弾ではステンカラータイプの「本藍染コート」(2021年展開)、第2弾では「本藍染スノーパーカー」(2022年展開)と、トレンチコートより生地面積の少ないアイテムにより染色を安定させ協業企画を実施してきました。過去2回の経験を経て、第3弾にして満を持して展開するのが「本藍染トレンチ」です。
青森県の地方創生のモデル事業として展開されている地域ブランド「あおもり藍」との協業第3弾として製作した「本藍染トレンチ」は、合成染料を使わずに藍と天然由来の材料だけで染める"本藍染"の「あおもり藍」でコート1着分の生地を手作業により染め上げ、縫製からプレスまで各工程で最適な手仕事を施す「サンヨーソーイング」コート専業54年の技術を駆使した、当工場でしか作れないコートです。
「本藍染トレンチ」は、丁寧な染色とはっ水加工により色落ちしにくく、経年変化を楽しみながら長くお召しいただくことができる1着です。
<デザイン> 洗練されたシルエットと美しい発色
色・生地
- ・薄めの青の「空色」と、深い青の「藍色」の2色を用意〔※2〕
- ・トレンチコートのシックな雰囲気にマッチするようグレーの綿ギャバジンを藍で染め、スモーキーな色合いに仕上げました
- ・厚すぎず、しっとりとした風合いながらもデニムとは異なる張りのある生地
※2)手作業で染めるため、染め上りにムラがある場合があります。色合いやムラ感は一つひとつ異なります。「藍色」よりも「空色」の方がムラ感が出やすいです。
空色
藍色
サイズ・形
- ・ユニセックス(男女兼用)で6サイズ展開
- ・サンヨーソーイング製の特長である生地がすっと落ちる様な美しいシルエット
- ・ゆったり羽織れるパターン設計。袖部分もラグランスリーブの仕様とし、カジュアルやビジネスなど様々なスタイルの上に羽織ることができる合わせやすいデザイン
- ・コートの顔ともいえる襟は手作業で縫製し、襟が首になじみ、襟を立てたときに美しいシルエットとなるように仕上げています
カジュアル、ビジネス、様々なスタイルに合わせやすい
<機能性> 軽い雨の日なら安心して着用できる "はっ水性"
- ・藍染は一般的に色落ちや衣類への色移りがしやすいイメージがありますが、「本藍染トレンチ」は丁寧に染める作業を繰り返し、さらに染色後の生地にはっ水加工を施すことで、軽い雨の日なら安心してお召しいただけます〔※3〕
※3)生地が濡れたり湿った状態で摩擦すると、バッグやシャツに色移りする可能性があります。生地が湿ってしまった場合は、取扱いに十分ご注意ください。洗濯はドライクリーニングを推奨いたします(ドライクリーニングにより表面の藍が落ち、色合いが変化したり、ムラ感を強く感じるようになることがあります)。
はっ水性
<ディテール> ボタンも「あおもり藍」で染色したこだわりのディテール
- ・身頃は半裏仕様、袖裏付きのため、さらっと着用しやすい仕様
- ・後裾は足さばきの良さと美しいシルエットを両立させたインバーテッドプリーツ仕様
- ・ボタンは天然本水牛ボタンを「あおもり藍」で染色。元の色により透明感のある青色や、黒っぽい仕上がりのものなど、藍染の生地にマッチする「本藍染トレンチ」オリジナルのボタンを使用
- ・背裏にはミシンをモチーフとした「SANYO SEWING」のブランドロゴ刺繡を入れ、オリジナル性を表現
天然本水牛ボタンを「あおもり藍」で染色
「本藍染トレンチ」製品概要
空色
藍色
はっ水性
製品名 | 本藍染トレンチ |
---|---|
デザイン | トレンチコート |
素材 | 表地 綿100%、裏地 綿50% / キュプラ50% |
定価 | ¥93,500 (税込) |
色展開 | 空色(ブルー)、藍色(ネイビー) |
サイズ | XXS、XS、S、M、L、XL の6サイズ (ユニセックス) |
受注期間 | 8月27日(日)12:00 ~ 9月29日(金)18:00 |
販路 |
応援購入サービス『Makuake』にて展開 https://www.makuake.com/project/sanyosewing03/ ※URLは8月27日(日)12:00より稼働 |
納期 | 2024年3月中旬~下旬にかけて発送予定 |
「サンヨーソーイング」技術のこだわり・強み
「サンヨーソーイング」では、肩から裾にかけて歪みやよどみがなく、整然と生地が落ちる様なシルエットを理想としており、そのシルエットを表現するために「パターン(設計図)」「縫製」「仕上げプレス(アイロンがけ)」という3つの工程を重視しています。コート専業54年間で蓄積された工場の技術を全て掛け合わせ、オーラを放つ1着に仕立てています。
<工業化パターン技術>生地特性も反映した緻密な設計図
パターンとは型紙のことで設計図でもあります。縫製や熱を加える仕上げの過程で生じる寸法変化や、その他の生地特性を確認してから寸法を調整しパターンに反映します。歪みやサイズ感のズレを防ぎ、縫製する際に縫いやすく設計通りのサイズ・シルエットに仕上がる緻密(ちみつ)なパターンを作成することで、正確な縫製が可能となり、同じクオリティーの製品を作り続けることができます。
緻密なパターン技術
①<縫製>鍛錬された手仕事が生み出すシルエット
引き縫い:真っ直ぐ縫うだけのように見える部分に"引き縫い"という技術があります。ミシンをかける際に布が糸に引っ張られることによる縫い縮みを見込んで、鍛錬された力加減で生地を両手で前後に引っ張りながらミシンをかけるのが"引き縫い"です。縫い目1本1本のディテールに合わせた力加減により、真っ直ぐな縫い目と、表面に歪みやよどみのない美しいシルエットを生み出します。「サンヨーソーイング」の縫製技術において最も基礎的かつ重要だと言っても過言ではないのがこの"引き縫い"の技術です。
引き縫い
襟周りの手縫い:コートの顔ともいえる襟の部分は、外側はミシンで縫い合わせ、内側はカーブに合わせて手作業のまつり縫いで縫製しています。職人が曲線と生地の風合いを見極めながら仕上げることにより、ミシンステッチよりも柔らかく襟が首になじみ、襟を立てたときに端正なシルエットとなるよう仕上げています。
襟周りの手縫い
②<仕上げプレス>各工程で施された技術が品質となり形に
コート生産における最後の仕上げとなるアイロンがけは、熱・蒸気・温度を調整しながら一枚一枚職人の手によっておこなわれます。アイロン台やプレス機はコートを美しく仕上げるために「サンヨーソーイング」のために特注で設計された設備です。ボタンの周りや布と布の繋ぎ目など細かい部分はコートの形に合わせてつくった小道具を用いてハンドプレスで仕上げます。
この仕上げプレスによって、数々の工程の中で随所に施された技術が品質となり現れます。
仕上げプレス
あおもり藍の特長と「本藍染トレンチ」の染色工程について
~「あおもり藍」の特長 ~
藍染として従来から伝わる一般的な技法は、タデアイの葉を乾燥させた後に熟成・発酵させる "すくも" を用いる方法です。この技法は職人の勘に頼った染色工程であることから大量生産が困難などの問題が課題ともいわれています。
「あおもり藍」の藍染は、従来の技法をイノベーションし、乾燥した藍葉をパウダー化するという独自の手法を用いた、抗菌性・防臭性などにも優れた新世代の藍染です〔※4〕。
染色工程をデータ管理することで標準化し、藍白(薄水色) から濃藍(濃紺色)まで8色に染め分けを可能にすると共に、染め上がりの品質の均等化や再現性を向上、色落ちの問題解決にも挑戦し染色時間の短縮にも成功しています。
そして、合成染料を使わず藍と天然由来の物だけで染める"本藍染"でもあります。
※4): 「あおもり藍」については高い抗菌効果や防臭効果が確認されていますが、今回のコートに使用されている表地は本藍染にはっ水加工をかけたもので、抗菌効果や防臭効果等が確認出来なくなる可能性があり、それらに関する試験は行っておりません
(従来)
乾燥した藍の葉
(あおもり藍)
パウダー化した藍の葉
~染色工程~
「本藍染トレンチ」は、「サンヨーソーイング」の特長の一つであるステッチ(縫い目)の美しさを活かせるように、藍染めで一般的な縫製してから染色する工程の"製品染め"ではなく、均一に染まるよう1着分の生地を染めてから裁断・縫製してつくります。染色の質を高めるために手作業で、染め・すすぎ・乾燥の工程を複数回繰り返し、時間をかけてきれいな色に染め上げます。
染め・すすぎ・乾燥を繰り返し染色の質をUP
「本藍染トレンチ」 販路について
応援購入サービス『Makuake』にて展開
青森産のこだわりのつまった「本藍染トレンチ」の販売は、"新しいものに出会いたい"という方に広く知ってもらうことを目的に、応援購入サービス『Makuake』サイト上にて8月27日(日)~9月29日(金)の期間展開し、受注生産にて販売いたします。
「本藍染トレンチ」は1着1着を手仕事で染色するなど通常のコート生産よりも工程数が多く、原材料を無駄なく準備する上でも受注生産が最適であることから、"商品の背景を知って購入したい"という思いを持ったユーザーへの訴求ができ、受注生産となる『Makuake』にて展開いたします。
『Makuake』掲載ページURL
https://www.makuake.com/project/sanyosewing03/
展開期間:8月27日(日)12:00 ~ 9月29日(金)18:00
※URLは8月27日(日)12:00より稼働
『Makuake』掲載ページ(イメージ)
展示・試着について
「本藍染トレンチ」は東京・青森の下記3か所にて展示いたします。試着してサイズ、色味などをご確認いただけます。
展示・試着会場、期間
①東京 | : | SANYO ESSENTIALS(サンヨー エッセンシャルズ)日本橋髙島屋S.C.店、期間 8/27(日)~9/29(金) (東京都中央区日本橋2-5-1 新館3階) |
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②青森 | : | 青森駅前 A-FACTORY、期間 8/27(日)、9/16(土)、9/17(日) (青森県青森市柳川1-4-2) |
③青森 | : | サンヨーソーイング 青森ファクトリー、期間 8/26(土)~9/29(金) ※日曜・祝日及び9/2(土)は休業日 (青森県上北郡七戸町字荒熊内67番地18、TEL:0176-62-2011、MAIL:aomori-ss@sanyosewing.co.jp) |
SANYO ESSENTIALS 日本橋髙島屋S.C.店
青森駅前 A-FACTORY
サンヨーソーイング 青森ファクトリー
「サンヨーソーイング 青森ファクトリー」について
総合アパレルメーカー三陽商会の子会社。三陽商会の祖業アイテムでもあるコートを生産するコート専業工場として1969年に設立。工程数の多いコートを正確に縫製し仕上げる技術は、当社製品の生産に加えて、近年ではセレクトショップなど他のアパレルメーカーからも多くの受注を受け、中でも綿のギャバジン素材によるトレンチコートの生産技術については高い評価をいただいております。
2015年にはJ∞QUALITY(Jクオリティー)〔※5〕 企業認証第1号を取得。2019年には、品質を追求した国内生産によるコートの価値の訴求や国内外の市場拡大を図るため「サンヨーソーイング」直販のオンラインストアを開設し、工場オリジナルのコートの販売を開始しました。
2021年2月、複数の設備投入をおこないR&D 〔※6〕機能を持たせることで、近年の需要に即した生産体制を確立。ダウンコート生産の内製化や新アイテムの開発など、トレンチコートに留まらない製品の生産に取り組んでいます。
※5)J∞QUALITY:2015年に日本ファッション産業協議会主導で設立された承認制度(2021年8月より一般社団法人 日本アパレル・ファッション産業協会が継承し運営)。3つの工程「織り・編み、 染め、 縫い」を全て日本国内で行った日本製商品のみ「J∞QUALITY」商品として承認され、品質を限りなく追求した日本製であること、各工程の背景が見えること、安心して購入できる安全な商品であることを意味する。J∞QUALITY企業認証は、その生産工程を担う企業として「社会的責任と法令遵守」 「消費者の安全担保」 の面から所定の基準を満たしていることを認められた事業者に与えられる認証。https://jquality.jp/
※6)R&D:Research and Development 企業の研究開発業務および部門
サンヨーソーイング 青森ファクトリー
「あおもり藍」について
「あおもり藍」は青森県の「あおもり藍産業協同組合」が手掛けるブランドです。2003年から研究が開始され、2006年に独自の染色法を確立しました。
「あおもり藍」は農薬不使用で育てられたタデ科の植物であるタデアイを使用しています。染色だけでなく、藍そのものの成分の研究を重ね、抗菌効果や防臭効果などの様々な効能があることが解明され、抗菌スプレー、お茶やスウィーツ、さらには農業への応用など、藍染に限らず多くの分野へと活用が進んでいます。
また、2010年にJAXAに宇宙飛行士の船内着として採択されたことで国内でも認知され始め、大手百貨店とその店舗内40以上のデザイナーズブランドとコラボレーションするなど、多くの実績を積み上げています。
青森の藍の歴史と「あおもり藍」の目的
りんごが西洋から伝えられる以前、江戸時代の津軽藩士たちは藍を育て、藍染を生業の一つとしていましたが、産業革命とともに衰退の一途をたどりました。
「あおもり藍」は、伝統のある藍に科学の革新を取り入れ、"青"を冠する青森で再び藍が生業となること、また、後継者問題を抱え年々増加する休耕田を活用することで農家の方々への還元となることを目指し、農薬不使用で藍を育てるところから取り組みを始めた地域ブランドの一つです。2014年には青森県の藍の生産量は「0から全国4位」へ。その後も着々と生産量を伸ばしています。
地元青森から新たな地域産業構築を目指すプロジェクトとして、農家・企業・学術研究機関・金融・行政の各方面が賛同・協調しながら青森の地域全体の取り組みへと成長させ、地方創生のモデル事業として展開されています。
公式サイト https://aomoriai.com/
農薬不使用で藍を育てるところから始まった地域ブランド
「あおもり藍」の畑
関連情報
・「サンヨーソーイング」×「あおもり藍」協業第1弾プレスリリース:2021年8月20日配信
コート専業50年の工場がつくる「本藍染コート」を応援購入サービス『Makuake』にて8/20(金)~9/29(水)の期間展開
⇒https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000463.000009154.html
・「サンヨーソーイング」×「あおもり藍」協業第2弾プレスリリース:2022年8月5日配信
コート専業50年の工場がつくる「本藍染スノーパーカー」を応援購入サービス『Makuake』にて8/5(金)~9/29(木)予約販売
⇒https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000538.000009154.html
【ECOALF】廃棄となるコーヒー豆・粉を活用。「コーヒー染めアップサイクルサコッシュ」 8月10日(木)発売
ヨーロッパ発サステナブルファッションブランド
エコアルフ
廃棄となるコーヒー豆・粉を活用
「コーヒー染めアップサイクルサコッシュ」 8月10日(木)発売
~ AGF、モリリンと協業し資源活用を推進 ~
三陽商会が展開するサステナブルファッションブランド「ECOALF(エコアルフ) 」は、味の素AGF株式会社(以下、AGF)及びモリリン株式会社(以下、モリリン)と協業し、通常は廃棄となるコーヒー豆・粉を染料に活用して染めた「コーヒー染めアップサイクルサコッシュ」を、「ECOALF」公式サイト及び直営店全3店舗にて8⽉10⽇(木)に発売します。
染料の素である廃棄される規格外のコーヒー豆の回収や、サコッシュの商品下げ札付け・梱包など作業の一部を台東区の福祉事業所が担い、企業や地域など様々な分野が連携し資源の有効活用を推進します。
通常は廃棄されるコーヒー豆・粉を染料に使用した
「コーヒー染めアップサイクルサコッシュ」
サコッシュの商品下げ札付けなど作業の一部を担った
台東区の福祉作業所の様子
背景
「ECOALF」は異業種の企業や行政と協力することで、新たな資源活用や循環の創出を模索しています。取組先企業の1つであるAGF、モリリンとは2022年より継続的に取り組みを進めており、今回のコラボレーションもその一環です。
今回の3社取り組み概要
「ECOALF」 ・AGF・モリリンの3社は東京 蔵前発のアップサイクルプロジェクト「KURAMAEモデル」(※1)を立案・運営するコーヒー豆焙煎専門店・株式会社縁の木(※2)と連携し、縁の木をはじめ蔵前に店舗を構える焙煎店から発生する品質が規格外のコーヒー豆と、AGFの工場において商品生産の品種切替時等に生じた通常廃棄となるコーヒー粉とを合わせ染料として活用し、モリリンの協力を得て製作した「コーヒー染めアップサイクルサコッシュ」を、「ECOALF」および縁の木それぞれの店舗及びオンラインストアにて販売します。
染料の素となる廃棄される規格外のコーヒー豆の回収や、サコッシュの商品下げ札付け・梱包など作業の一部を、「KURAMAEモデル」に参画する台東区の福祉事業所が担い、同業社・異業種、地域など様々な分野が持続可能な社会の実現に向けて連携する取り組みです。
今後も共に取り組むことで、個々では成しえない新たな資源活用や循環の創出を図りたいと考えています。
- (※1)KURAMAEモデル :ものづくりの街・東京 蔵前発のアップサイクルプロジェクト。日々の生活やカフェ・焙煎店の業務の中で生じる、捨てられるモノや古くなったモノに、企業のものづくりの技術や専門家のアイディア、福祉作業所の手仕事などをいれることで新しい価値を与えて生まれ変わらせる「アップサイクル」に取り組んでいます。その知見やノウハウを他の地域・団体・企業とも共有して連携し「サーキュラー・エコノミー」を広げています。https://kuramae-model.org/
- (※2)株式会社縁の木 :台東区蔵前のコーヒー豆焙煎専門店。生豆を焙煎し周辺のカフェやオフィス、またオンラインで販売しています。蔵前地区の事業者と連携し、廃棄される規格外のコーヒー豆(欠点豆)をアップサイクルする「KURAMAEモデル」を立案、運営しています。コーヒー豆の回収・加工は地域の福祉作業所に委託するなど、持続可能な社会の実現に向けた活動に取り組んでいます。https://en-no-ki.com/
「コーヒー染めアップサイクルサコッシュ」商品概要
「コーヒー染めアップサイクルサコッシュ」は、生地の染料に通常は廃棄となるコーヒー豆・粉を活用。「ECOALF」のブランドメッセージ"BECAUSE THERE IS NO PLANET B ®"(第2の地球はないのだから)の文字を、コーヒー豆をイメージしたオリジナルグラフィックにアレンジしてプリントしています。
コーヒー染めアップサイクルサコッシュ
税込価格 | : | ¥2,970 |
---|---|---|
カラー | : | ベージュ |
素材 | : | 本体 オーガニックコットン ストッパー Kinari(Panasonicの植物由来のセルロースファイバー成形材料) |
発売日 | : | 2023年8⽉10⽇(木) |
販売 | : | 「ECOALF」公式サイト、及び直営3店舗 |
ECOALF
「コーヒー染めアップサイクルサコッシュ」
味の素AGF株式会社について
本社:東京都渋⾕区、代表取締役社⻑:⽵内 秀樹
味の素グループのコーヒー・粉末飲料事業の中核会社として、コーポレートスローガンである「いつでも、ふぅ。AGF®」を実践。「ココロ」と「カラダ」の健康、「人と人とのつながり」、「地球環境との共生」をはじめとするサステナブルな社会の実現を目指し、最高のおいしさで一杯の価値を提供する「日本発の愛される嗜好飲料メーカー」を目指している。
味の素AGF株式会社WEBサイトhttps://www.agf.co.jp/
モリリン株式会社について
本社:東京都中央区、代表取締役社⻑:森 俊輔
イトからはじまる、すべてのコトへ
モリリンは、起業して350 年以上『豊かな暮らしの創造のため』に貢献すべく、繊維業の原点とも⾔える素材にこだわり、独⾃の素材開発にも⼒を⼊れてきました。現在では、紡績から織り・編み・染⾊・縫製まで、各⼯程に精通した⼈材が幅広い事業を展開。メーカー機能を併せ持つ「繊維専⾨商社」として、川上から川下までお客様のご要望に応じて供給できる体制を特徴とし、幅広い事業領域と⾼い専⾨性を強みに海外に事業を拡⼤しています。当社は、今後も引き続きオリジナリティを打ち出し、新たな付加価値をお客様に迅速に提供するベストパートナーとなるよう努めて参ります。
モリリン株式会社 公式WEBサイトhttps://www.moririn.co.jp/
ブランド「エコアルフ」について
~ 地球環境を守るために服をつくる「ECOALF」 ~
「ECOALF」は、創業者ハビエル・ゴジェネーチェが自身の子どもが生まれたことを機に次の世代に残すべき世界について考え2009年にスペインで立ち上げられたサステナブルファッションブランドです。"Because there is no planet B®"(第2の地球はないのだから)をスローガンに、すべてのアイテムを再生素材や環境負荷の低い天然素材のみで製造し販売しています。ファッション産業が世界で2番目に環境を汚染している産業と言われる中で、ペットボトル、タイヤ、漁網などを独自の技術でリサイクルしてこれまで400種類以上もの生地を開発し新たな製品をつくり出しています。
~ SDGsの14番 "海の豊かさを守ろう" に繋がる活動 ~
また、海洋ゴミを回収し新たな製品に活用するプロジェクト「UPCYCLING THE OCEANS」を推進するなど、"地球環境を守るために服をつくる"という新しい発想のエコサイクル型ファッションブランドで、特にSDGsの14番"海の豊かさを守ろう"に繋がる活動に重きを置いてブランド運営をしています。
ブランド基本情報
コンセプト | : | スペイン生まれのサステナブルファッションブランド。 ブランド自らが海のゴミを収集してウエアをつくるなど「地球環境を守るために服をつくる」新しい発想のブランド。 |
---|---|---|
販路 | : | 店舗 「ECOALF 渋谷スクランブルスクエア」、「ECOALF 二子玉川」」、「ECOALF 梅田阪神」 EC「ブランド公式サイト」、「ELLE SHOP」 |
商品カテゴリー | : | メンズ、ウィメンズ、キッズ、シューズ、アクセサリー、ヨガ |
ブランド開始年度 | : | スペイン 2009年ブランド設立(スペイン ECOALF社) 日本 2020年3月より展開 (三陽商会) |
「UPCYCLING THE OCEANS」の仕組み
■「ECOALF」日本公式WEBサイトhttps://ecoalf.jp/
■SNS
Instagramhttps://www.instagram.com/ecoalf_japan
「ECOALF」イメージビジュアル
「三陽山長をはいた猫」プロジェクト第二弾。寄付により集まった革靴を修理し認定中古靴として8/17(木)より販売
紳士靴ブランド「三陽山長」
不用な革靴を募り、障がいある若者への靴磨き・靴修理職人育成を支援する
「三陽山長をはいた猫」プロジェクト第二弾
寄付により集まった革靴を修理し、認定中古靴として8/17(木)より販売
~ 新たなお客さまに受け継いでいく仕組みを推進 ~
三陽商会が企画・販売する紳士靴ブランド「三陽山長」は、2022年12月に株式会社革靴をはいた猫(以下、「革靴をはいた猫」)と提携し、障がいのある若者を靴磨き・靴修理職人として育成する「三陽山長をはいた猫」プロジェクト(通称「山猫プロジェクト」)をスタートし、プロジェクトの第一弾として「三陽山長」の革靴の寄付を募集した結果、約1か月半で18足の革靴を寄付いただきました。
このたびプロジェクトの第二弾として、寄付により集まった革靴を「革靴をはいた猫」の靴磨き・靴修理職人がメンテナンスを施し、状態が良好なものだけを12足選定し、「三陽山長」認定中古靴として販売する実証を8月17日(木)より行います。
両社はサステナビリティ推進の観点からも、今後も今回の取り組みを検証し、履かなくなった靴を新たなお客さまに受け継いでいく仕組みを推進してまいります。
今回の認定中古靴は、購入されたお客さまが購入後にメンテナンスを受けることができる靴磨きメンテナンス権利もつけて販売します。従来の中古靴を売り切るだけの1WAYの手法ではなく、購入いただいた方が定期的にメンテナンスに出していただくことで、その革靴と職人を育てる"パートナー"のような関係になることを目指す新しい試みです。
認定中古靴の販売については、新たなパートナー企業として、Free Standard株式会社と提携し、同社の流通ソリューション「リテーラー」によって、販売サイトの構築・運営をはじめ、店舗での寄付内容、「革靴をはいた猫」での修理内容、発送等のロジスティクスまでを含めて管理され運営していきます。
自立して現在働いている
「革靴をはいた猫」の職人
【修理前】
お客さまに寄付いただいた「三陽山長」の革靴
【修理後】
認定中古靴として販売する「三陽山長」の革靴
背景
上質な素材を使い丁寧な技術でつくられた革靴は、正しい手入れを続ければ20年以上でも履き続けることができます。「三陽山長」はこれまで日本の高い技術力を活かし、長く受け継がれる革靴をつくり販売してきました。多くのお客さまに手入れをしながら長年ご愛用いただく中、年齢や生活スタイルの変化によって"履く機会がなくなった"というお客さまもおり、愛着ある履かなくなった革靴を処分せずに保管している、というお客さまもいるという現状もありました。
また、障がいある若者たちを靴磨き・靴修理職人に育成している「革靴をはいた猫」においては、職人になるための修練には様々な形状・素材・色・状態の革靴を数多く手入れする経験が欠かせないものの、より高い技術が求められる高級な革靴を磨く機会は限られてしまうという課題がありました。
そこで両社が提携し、当社がお客さまに不用となった「三陽山長」の革靴の寄付を募り、「革靴をはいた猫」に修練用として提供することで、「三陽山長」の靴のライフサイクルを拡げながら、障がいある若者の一流の職人としての経験を積む機会を増やす、というふたつの社会課題に貢献することを目指す「三陽山長をはいた猫」プロジェクトを立ち上げることとなりました。
「山猫プロジェクト」
猫と靴をイメージしたキービジュアル
プロジェクト概要
「三陽山長をはいた猫」プロジェクト 第二弾
~ 寄付で募った「三陽山長」の革靴にメンテナンスを施し、認定中古靴として販売 ~
実施概要/目的 | : |
<プロジェクト第一弾> お客さまへ履かなくなった「三陽山長」の革靴の寄付を募り、集まった革靴を「革靴をはいた猫」へ靴磨き・靴修理の修練用として提供することで、障がいある若者を靴磨き・靴修理職人に育成することを支援。(募集期間:2022年12月16日から2023年1月31日。寄付数:18足) <プロジェクト第二弾> 寄付いただいた「三陽山長」の革靴を、「革靴をはいた猫」の靴磨き・靴修理職人がメンテナンスを施し、状態が良好なものだけを認定中古靴として販売。新たなお客さまに受け継がれていく仕組みの推進を図ります。革靴を長く履き続けられるようにするとともに、「革靴をはいた猫」の靴磨き・靴修理職人が経験を積む機会になることも目的として、購入後も回数制限なく無料で靴磨きを致します。売上の多くを障がいある若者の靴磨き・靴修理職人育成に運用します。 |
---|---|---|
販売開始日 | : | 2023年8月17日(木) |
販売商品 | : | 「三陽山長」の認定中古靴(※1)。「靴をはいた猫」の職人による靴磨きメンテナンス権利付き |
販売足数 | : | 12足 |
税込価格 | : | 一律 49,500円(靴磨きメンテナンスの権利込み) |
メンテナンスの内容 | : |
「ハイシャインケアコース」 ご注意
|
販売 | : | 「三陽山長公式リユースストア」のみで販売 |
※1)認定中古靴について:
- ・本プロジェクト第一弾で寄付いただいた「三陽山長」のグッドイヤーウェルト製法の革靴が対象
- ・手入れをすれば3年以上は履き続けられると判断したもの
- ・状態に応じて、磨きだけでなくソールの張り替え等の修理も施しています
- ・靴紐、インソールは新しいものに交換しています
- ・インソールには本プロジェクト限定のオリジナルロゴの刻印を施しています(右の画像)
インソールに施した本プロジェクトオリジナルの刻印
認定中古靴として販売する「三陽山長」の革靴 一例
認定中古靴として販売する修理後の「三陽山長」の革靴
(一律 ¥49,500/靴磨きメンテナンス権利込み)
プロジェクト担当者コメント
【三陽商会 事業本部 コーポレートブランドビジネス部 コーポレートブランド課 課長 猿渡伸平】
今回、プロジェクト第一弾で寄付を募ってみて、取り組みへの共感が高く賛同の声も多数いただいた一方で、まだまだ大切に履き続けたいというお客さまの「三陽山長」への愛情も感じ、「三陽山長」を大切に扱っていただいていることを改めて実感しました。長く履き続けられる靴づくりを目指した「三陽山長」のコンセプトの浸透を再認識することができました。
プロジェクトとしては始まったばかりですが、いかに長く愛され、履き続けていただけるか、ということをメーカーとして追求していくために、今回、認定中古靴事業にも取り組むことにしました。
寄付された「三陽山長」の革靴を「革靴を履いた猫」の職人がメンテナンスすることで職人育成につながり、寄付された革靴がまた新しいお客さまが手入れをしながら長く履き続けること自体を楽しむスタイルが広がることを目指したいと考えています。
【(株)革靴をはいた猫 代表取締役社長 魚見航大 氏】
今回、寄付されてきた革靴を拝見して、改めて「三陽山長」の靴づくりの細部にいたるこだわりを感じるとともに、お客さまが本当に丁寧に履いておられるということに感銘を受けました。多くの革靴は私たちが手入れをすれば長く履き続けていただけるものであると自信を持ってご提供できるものだけを認定中古靴として販売させていただきますので、是非、安心してご購入いただき、そして引き続き一緒にその革靴を育てていくお手伝いを私たちにさせていただければと思っております。
【Free Standard (株) 代表取締役社長 張本貴雄 氏】
昨今、ブランド・メーカーが自社製品を収集・リペア・再販する動きが世界中でスタンダードとなりはじめています。ブランド公式リコマースの価値は、製品寿命を延ばすことで、限りある環境資源に配慮した循環型消費を実現可能にすることです。消費者のライフスタイルや趣向の変化によって役目を終えたアイテムも、はじめのお客さまから新たなお客さまへ繋げていく循環型の仕組みによって、持続可能な循環型社会を創造します。
今回、「三陽山長」の"長く愛される製品を作りたい"という想いや、「革靴を履いた猫」の"長く使われる製品に生まれ変わらせる"というこだわりに共感し、プロジェクトに参画させていただきました。引き続き、価値ある製品を新たなお客さまへ繋げていく本プロジェクトを推進して参ります。
(株)革靴をはいた猫について
(株)革靴をはいた猫の代表である魚見氏の大学生時代、学内にある障がいある若者と学生が共に働くカフェでの活動において、"障がいの有無に関わらず人に喜びを与えられる仕事を通して、誰もが成長して自立できること" を目的に靴磨き事業を始め、大学卒業と同時に起業。当初はホテルや企業に出張して靴磨きをしていたが、現在は京都市役所のそばに位置する路面店と大丸京都店に出店し、カフェ時代からのメンバー含め育成した4人の職人とともに年間5000足の靴磨きや靴修理を行なっている。
更なる靴職人の育成には様々な形態、状態の革靴を磨く経験が必要なため、2021年から修練用に履かなくなった靴を寄付してもらう「手放す貢献プロジェクト」を大丸京都店の協力を得て実施し、現在も継続中。
株式会社革靴をはいた猫
本社所在地 | : | 京都府京都市中京区亀屋町370-1 サンルミ御池1階 |
---|---|---|
代表取締役 | : | 魚見 航大(うおみ・こうた) |
設立 | : | 2017年3月15日 |
「革靴をはいた猫」公式WEBサイト | : | https://kawaneko39.com/ |
革靴をはいた猫 御池店
Free Standard (株) について
消費財の一次生産者であるメーカー・ブランドが自社ECサイト上に『リユース』・『お試し』の機能を実装して独自の二次流通市場を構築できる流通ソリューション「Retailor(リテーラー)」を開発・提供しています。今回プロジェクトをサポートする『リユース機能』とは、ブランド独自のリユースサイトを構築し、必要に応じて商品収集・真贋確認・商品メンテナンス・保管・撮影・登録といった機能をセミカスタマイズで提供するサービスです。
「リテーラー」サービスサイト:
https://freestandard.co.jp/retailor
Free Standard株式会社
所在地 | : | 東京都世田谷区用賀4-28-11 |
---|---|---|
設立 | : | 2020年8月7日 |
代表者 | : | 代表取締役社長 張本 貴雄(はりもと・たかお) |
公式WEBサイト | : | https://freestandard.co.jp/ |
流通ソリューション「リテーラー」イメージ
三陽山長(さんようやまちょう)について
「品質本位」を信条に世界最良の素材を駆使し、熟練の職人による質の高い製品を提案する日本発高級紳士靴ブランド。
対象 | : | メンズ |
---|---|---|
主な価格帯 | : | 靴(既製品)¥22,000~¥176,000、靴(パターンオーダー)¥113,300~、ベルト¥16,500~33,000、 シューケア¥440~¥49,500 |
販路 | : | 直営店、百貨店、ファッションビル、EC |
ブランド開始 | : | 2001年 |
■「三陽山長」公式WEBサイトhttp://www.sanyoyamacho.com/
■「三陽山長」公式SNSアカウント
Instagramhttps://www.instagram.com/sanyoyamacho/
Xhttps://twitter.com/SANYOYAMACHO_PR
三陽山長
「ザ・スコッチハウス」日本上陸50周年記念企画「Custom-made Polo Shirt」8月2日(水)より開催
紳士服ブランド「ザ・スコッチハウス」
2023年秋冬
"50 years in Japan"
ブランド日本上陸50周年記念企画
「Custom-made Polo Shirt」8月2日(水)より開催
6色のポロシャツから刺繍やオリジナルワッペンをカスタム可能
10月上旬よりジャケットなど限定商品計8型を発売
三陽商会が展開しているスコットランドがルーツの紳士服ブランド「THE SCOTCH HOUSE(ザ・スコッチハウス)」は、2023年で日本上陸50周年を迎えたことを記念し、カスタムメイドの長袖ポロシャツをオーダーできるキャンペーン「Custom-made Polo Shirt(カスタムメードポロシャツ)」を8月2日(水)~8月20日(日)の期間、全国百貨店71店舗で開催いたします。6色のカラーよりポロシャツを選択し、刺繍やブランドオリジナルのワッペン6種類よりカスタマイズが可能。2023年3月下旬に実施した同内容の半袖ポロシャツのカスタマイズ企画が好評だったため、今回は秋冬に向けた長袖ポロシャツを対象に開催いたします。
また、10月上旬頃よりジャケットやシャツなど6型、雑貨2型から成る"50 years in Japan"限定商品の発売を予定しており、「ザ・スコッチハウス」では秋冬シーズンを通して日本上陸50周年"50 years in Japan"を訴求いたします。
「Custom-made Polo Shirt」イメージビジュアル
日本上陸50周年 記念エンブレム
同エンブレムをワッペンとして
ポロシャツにつけることが可能
「ザ・スコッチハウス」について
ブランドの創業者である仕⽴屋のガーディナー兄弟が、出⽣地であるスコットランドのグラスゴーよりロンドンに移ったのは1834年。その後、ロンドンのイーストエンドに店舗を構え、1839年に「ザ・スコッチハウス」が誕⽣しました。
三陽商会が英国「スコッチハウス社」と契約し、日本でザ・スコッチハウス(メンズ)の発売を開始したのが1973年。50年にわたる歴史のなかで婦人服や子供服を展開していた時期もあり、世代を問わず愛されるブランドとして成長してきました。
<ザ・スコッチハウスのタータンについて>
タータンはスコットランドの歴史や⽂化に強く結びついています。その昔タータンは社会的地位をあらわしており、地位が⾼いほど多くの⾊を用いたタータンを⾝につけることが許され、平⺠は単⾊のタータンしか身に着けることが出来なかったと言います。
スコットランドが⽒族(クラン)によって統治されていた頃は、⽒族を象徴するアイデンティティであるタータンが戦場で敵と味⽅を⾒分ける役割を果たしました。
「ザ・スコッチハウス」はスコットランド・タータン登記所に正式に登録しているタータンを所有し、ブランドの歴史と伝統を守り続けています。
ザ・スコッチハウスがスコットランド・タータン登記所に
登録しているタータン⼀覧
ポロシャツのカスタムオーダー企画「Custom-made Polo Shirt」について
「Custom-made Polo Shirt」は、6色のカラーからお好みの長袖ポロシャツを選択し、刺しゅうやワッペンを組み合わせてオリジナルのポロシャツをつくるカスタムオーダー企画です。秋冬シーズンに向けて、1枚着はもちろん、カーディガンやジャケットのインナーなど、長くお楽しみいただけるアイテムとしてご提案いたします。
<カスタマイズ内容について>
■ポロシャツのカラー・サイズ
4サイズ・6色より選択
シロ、ターコイズブルー、パープル、グリーンのほか、限定カラーのクロ、オレンジの計6色より選択が可能。
サイズはS、M、L、LLの4サイズよりお選びいただけます。
■イニシャル刺しゅう(左裾or左袖口)
字体(2種類)・文字(2文字)
・色(12色)より選択
左裾もしくは左袖口(上記赤丸部分)にイニシャルを刺繍。字体はブロック体、筆記体からお選びいただけます。
■アイコン選択(左胸)
刺繍(4種類)ワッペン(2種類)
より選択
左胸(上記赤丸部分)にいずれか1点をあしらいます。刺繍は12色の糸から選択することができます。
<カスタマイズ可能なアイコン(刺繍・ワッペン)>※一部
ビッグランパントライオン
(刺繍)
カラークレスト
(刺繍)
日本上陸50周年
記念エンブレム
(ワッペン)
ランパントライオン
(ワッペン)
<カスタムオーダー企画「Custom-made Polo Shirt」の概要>
内容 | 6色のカラーからお好みの長袖ポロシャツを選択し、イニシャル刺繍や6種類のアイコン(刺繍・ワッペン)をカスタマイズして特別な1枚をオーダーしていただける企画 |
---|---|
アイテム | 長袖ポロシャツ 1型 |
素材・カスタムの種類 |
|
サイズ | S、M、L、LL 4サイズ |
価格帯(税込) | ¥23,100~¥27,500 ※アイコンの追加1か所につき¥2,200加算(最大2か所追加) |
オーダー期間 | 8月2日(水)~ 8月20日(日) |
納期 | 10月4日(水)頃 |
取扱い | ・全国百貨店71売場 ※当社直営オンラインストア「サンヨー・アイストア」での取り扱いはございません |
"50 years in Japan"限定商品について
日本上陸50周年を記念したアニバーサリー刺繍入りのジャケットや、
アーカイブから復刻したタータンチェックを用いた商品を展開
10月上旬より、日本上陸50周年を記念した"50 years in Japan"限定商品の発売を予定しております。アニバーサリー刺繍を施したシリアルナンバー入りのジャケットや、2009年にブランド創業170周年を記念して誕生した「ザ・スコッチハウス タータン」を復刻したシャツやカーディガンなど、特別感のある衣料6型、雑貨2型を展開。
サンヨーソーイング 福島ファクトリーで仕立てたジャケットや、スコットランドのアウター・ヘブリディーズ諸島に伝わる伝統的な製法で織り上げたツイード素材など、アニバーサリーコレクションにふさわしい上質なアイテムをご提案いたします。
「ザ・スコッチハウス タータン」
■"50 years in Japan"限定商品※雑貨を除く ※すべて税込価格
ハリントンジャケット
機能性を受け継ぐブランド定番アイテム
スコットランド北西に位置するアウター・ヘブリディーズ諸島に伝わる、伝統的な製法で織り上げたツイード素材を使用。可動域の広いラグランスリーブなど、当時の機能的デザインを継承。
SH HADRIAN
¥97,900 1色
ブレザー
最高級ファインカシミヤを使用
最高品質のカシミヤが産出される内モンゴル自治区西部によるカシミヤを使用。サンヨーソーイング 福島ファクトリーで縫製し、シリアルナンバー入りのアニバーサリー刺繍をあしらいました。
[MAYFAIR] 50th ANV ブレザー
¥198,000 1色
ジャケット
遊び心のあるクレイジーパターンが特徴
英国のツイード素材を4柄使用した特徴的なデザインながら、ベーシックなディテールです。色柄のコントラストをおさえることで着用しやすく仕上げました。
[OXFORD] 50th ANV クラウンジャケット
¥97,900 1色
トラウザーズ
快適な着用感のある
アジャスタブルフィット使用
ウエストの脇が伸縮するアジャスタブルフィット仕様。膝裏に赤外線吸収蓄熱ポリエステル機能裏地を使用し、冬場でも温かく着用いただけます。
50th ANV フランネルトラウザーズ
¥42,900 1色
タータンシャツ
ブランド別注 オリジナル色柄
オーストリア「ゲッツナー」社(1818年創業)に別注したハウスタータン柄のボタンダウンカラーシャツ。脇の付け根部分にデオドラントテープを縫い込み抗菌防臭機能も付加しています。
50th ANV タータンシャツ
¥38,500 2色
カーディガン
ハウスチェックと記念タータンを
大柄で表現
ハウスチェックのカイリーンと日本上陸50周年記念タータンを、ニットならではの大柄な構図で表現。ウォッシャブル糸を使用し、家庭洗濯可能なニットに仕上げました。
TARTAN's(タータンズ) JQカーデ 50th
¥36,300 2色
<"50 years in Japan"限定商品 展開概要>
アイテム | アウター1型 ジャケット2型 パンツ1型 シャツ1型 ニット1型 雑貨2型 計8型 |
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価格帯 (税込価格) |
アウター:¥97,900 ジャケット:¥97,900~¥198,000 パンツ:¥42,900 シャツ:¥38,500 ニット¥36,300 雑貨:¥2,200~¥39,600 |
取扱い |
|
展開日 | 10月上旬~11月上旬 |
■THE SCOTCH HOUSE 公式インスタグラム:https://www.instagram.com/the_scotch_house/
三陽商会の婦人服ブランドの複合型コンセプトショップ「SANYO Style STORE」新店が藤崎本店にオープン
三陽商会の婦人服ブランドの複合型コンセプトショップ
「SANYO Style STORE」2店舗目となる新店が藤崎本店にオープン
2023年度は全国5店舗の出店を予定
三陽商会は2023年3月にオープンした当社が展開する婦人服ブランドを集めた複合型コンセプトショップ「SANYO Style STORE(サンヨー・スタイルストア)」の2店舗目となる新店舗を、2023年7月27日(木)に藤崎本店(宮城県仙台市)にオープンいたしました。
SANYO Style STORE藤崎本店は、三陽商会がターゲット市場としているアッパーミドル層向けの婦人服ブランドである「AMACA(アマカ)」、「EVEX by KRIZIA(エヴェックス バイ クリツィア)」、「TRANS WORK(トランスワーク)」の3ブランドを展開。季節ごとに各ブランドの主力商品を集約し、ブランドの垣根を超えた様々な商品とお客さまの日常のシーンに合わせたコーディネートの提案をいたします。
「SANYO Style STORE」は2023年3月にオープンした富山大和店、今回オープンした藤崎本店と合わせて、2023年度は全国計5店舗の出店を予定しています。
SANYO Style STORE 藤崎本店
「SANYO Style STORE」について
三陽商会が展開する婦人服ブランド「AMACA」、「EVEX by KRIZIA」、「TRANS WORK」、「TO BE CHIC」の4ブランドは、百貨店を中心に展開しているアッパーミドル層向けの婦人服ブランドです。それぞれのブランドの特長や強みとなるアイテムがある中、ファッションスタイルの多様化によりブランド単独の店舗ではお客さまの要望に応えられないケースも多くなりました。「SANYO Style STORE」は地域特性に合わせてブランドを選定し、ブランドの強みとなるアイテムをシーズンMDに落とし込みながら、ブランド単独の店舗とは差別化された品揃えをしていきます。お客さまはフロアを回遊して別の店舗を探すことなく様々なブランドの商品を試すことが可能となります。また、ブランド側は1つの店舗で多数の三陽商会ブランドの商品を紹介することで、お客さまとブランドとのタッチポイントの増加を期待しています。
SANYO Style STORE 今後の出店予定
2023年3月にオープンした富山大和店、今回の藤崎本店と合わせて、2023年度は全国5店舗の出店を予定しています。今後の出店予定は下記の通りです。
- 2023年9月1日(金)東急百貨店さっぽろ店
- 2023年10月6日(金)高槻阪急
- 2023年10月18日(水)西宮阪急
SANYO Style STORE 藤崎本店の特長
①お客さま一人ひとりのニーズに沿った品揃え
・ブランド単独店舗とは差別化された地域特性に合わせた商品展開
「AMACA」、「EVEX by KRIZIA」、「TRANS WORK」の3ブランドを展開。それぞれ強みとなるアイテムを中心に、店舗のスタッフの意見を取り入れた地域特性に合わせた商品を展開します。
・展開ブランド
AMACA
EVEX by KRIZIA
TRANS WORK
②サステナブルな取り組み
・長期着用の推進
三陽商会が製造・販売した衣類の補修を有料で承る受付窓口を店舗に設置しています。服を長くご愛用いただくためのサポートをいたします。
SANYO Style STORE 藤崎本店
カウンター
・不要になった羽毛製品の回収サービス
品質表示のダウン率が50%以上の羽毛製品について、「Green Down Project(グリーンダウンプロジェクト)」(※下部に説明)を通じて羽毛をリサイクルいたします。不用品が焼却処分される場合に比べてCO2削減に貢献でき、循環型社会の実現に貢献いたします。
SANYO Style STORE 藤崎本店
衣料品回収BOX
・FSC認証ハンガーの使用や床材に再生素材を使用
FSC認証とは、責任ある森林管理を世界に広めることを目的として設立された国際的な非営利団体であるForest Stewardship Council® (森林管理協議会)が制定している認証制度です。
FSCのマークは、森林破壊や違法伐採から森林を守るため、適切に管理された木材が使われていることを表しており、ハンガーは塗装を最小限にするなど環境に配慮して作られています。
FSC認証ハンガーは3ブランド共通とすることでブランド毎のハンガーを使用した場合と比べて必要数を減らすことができ、資源使用の削減を目指しています。
更に店舗内の床材に再生素材を使用することでサステナブルな店舗作り目指しています。
SANYO Style STORE 藤崎本店
FSC認証ハンガー
SANYO Style STORE藤崎本店 店舗概要
店舗名 | SANYO Style STORE 藤崎本店(サンヨー・スタイルストア 藤崎本店) |
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オープン日 | 2023年7月27日(木) |
所在地 | 仙台市青葉区一番町3丁目2番17号 |
営業時間 | 10時~19時(金曜・土曜:10時~19時30分) |
展開ブランド | 「AMACA(アマカ)」、「EVEX by KRIZIA(エヴェックス バイ クリツィア)」、「TRANS WORK(トランスワーク)」 |
Green Down Projectについて
"Green Down"は、一度使用された羽毛製品を国内で回収し、中から取り出した羽毛を日本の工場内で洗浄後、回復処理したリサイクル羽毛です。日本では今まで、製品に使用した羽毛を使い捨てにしていました。しかし、羽毛は適切な手入れをすれば100年以上使い続けることができる循環資源です。回収した羽毛製品のうち、品質表示のダウン率が50%以上の衣料品について、グリーンダウンプロジェクトを通じて限りある資源の有効活用を目指します。
公式サイト:https://www.gdp.or.jp/