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【二子玉川店】 三陽山長のドレスシューズとは その壱

本日は三陽山長の核となるドレスシューズの作りについて触れさせて頂きます。

店頭のドレスシューズのアウトソールの裏面を見て頂きますと革だけで、
ミシンの糸等は全く見えない状態になっております。見えてはおりませんが
ステッチをかけておりますので職人の加工無しですと本来は糸が見えています。
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ミシンステッチが見えているオープントラック仕様(例)
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現在展開しているドレスシューズのレザーソールのヒドゥンチャネル仕様(糸目を隠している仕様の呼び名)
上記と比べて頂きますとその違いは一目瞭然かと思います。
今回は職人がその加工を行っている過程をご紹介させて頂きます。
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レザーソールに刃物で水平に切れ込みを入れて表面の革を起こしております。
失敗の出来ない作業であり、海外メーカーの中ではその作業自体を機械化しているところもある中、
三陽山長のドレスシューズは手仕事に拘り製作しております。
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切れ込みを入れた後に水で革を湿らし、しっかりと革を起こします。
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革をお越しました後はミシンステッチを行う前にその糸が綺麗に納まる様に革に溝を掘ります。
この作業を行うことで、革が摩耗し削れてきても糸が直ぐに切れてしまうのを防ぎます。
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溝の中にステッチをかけているところです。経験を要するため熟練の職人が担当しております。
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ステッチをかけました後に捲られた革を伏せ、ソールは黒く染めています。
写真の状態になるまでに多くの作業が行われております。
またその内容につきましては別の機会にご紹介させて頂きます。
是非店頭で職人の手仕事をソールからも感じとって頂けましたら幸いでございます。
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③2014/11/04 二子玉川店限定 ブランド問わず革靴1足無料お磨きサービス券 (有効期限)2014/11/18迄
こちらをプリントアウトして頂くか携帯、タブレットでの画面提示をお願い致します。
皆様是非ご利用下さいませ。ご来店お待ち致しております。
三陽山長二子玉川店  営業時間10時~21時  TEL03-5491-2347

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