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【二子玉川店】伝統を感じる一品

皆さまこんにちは。
二子玉川店の可知です。

今回は限定アイテムのご紹介をさせて頂きます。
そのアイテムは印伝と言う技法を用いた革が付属した靴ベラです!

印伝(インデン)とは印伝革の略で、インド(印度)から日本へ伝わったとされる鹿革に漆で繊細な絵柄を刷った伝統工芸品の一つです。
日本には古くから鹿が住んでいたこと、漆の生産が盛んであったことから日本に定着したのではないかと思われます。
最古の印伝は奈良時代のもので、手紙を入れておく文箱が残っています。
印伝革は戦国時代に甲冑や陣羽織など武将が身に付けるアイテムに多く使われていました。
今でも剣道の防具に使用されています。
更に今日においては札入れ、印鑑入れ・巾着、ハンドバッグ・ベルト・ブックカバーなどがあります。
国内でも山梨県の工芸品として甲州印伝が国により、その他の伝統的工芸品に指定されています。

印伝の説明はこの位にしましてお品物をご覧下さい。
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印伝シューホーン
4種類ありますが全て1点物です。
価格は5,500円+税

それでは一つずつご紹介させていただきます。
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トンボ柄のブラック
このトンボの柄には意味があり、トンボは素早く飛び回り害虫を捕食し、また前にしか進まず退かないところから不退転(退くに転ぜず、決して退却をしない)の精神を表すものとして、勝ち虫とも呼ばれ一種の縁起物として特に武士に喜ばれ、戦国時代には兜や鎧、箙(えびら)刀の鍔(つば)などの武具、陣羽織や印籠の装飾に用いられました。
現代では仕事の面や夢など目標に向かう際に達成出来る様にゲンをかつぐ意味合いで用いられる事もあります。

続いて、
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変わり市松柄のネイビー

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変わり市松柄のブラック
この変わり市松の意味は黒と白の方形を碁盤の目の様に交互に並べた模様で、石畳みとも呼ばれて江戸中期の歌舞伎役者(佐野川 市松)が舞台で用いた装束の模様から広まりました。
この市松柄はインデンの独自の構成をした創作模様が多数あります。

最後の柄は、
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輪つながり柄のネイビー
輪の形は絶え間ない繋がりを連想させ、その連なりによって平和と円満が無限に続く様にと願いが込められています。

昔の日本人の方たちは一つ一つに願いを込めて作り、それを身に付ける作法を持っていた事が伺える品物だと思います。
今を生きる現代人もそれを引き継いで使って行けたら浪漫があって素敵だなと思ってしまいました。
靴ベラでしたら毎日持ち歩く事が出来ますので身近に置いておける点も良い所です。
今回ご紹介したお品物は全て1点物となりますので売り切れの際はご容赦下さいませ。
気になられた方、お早目のご来店をお待ち致しております!

二子玉川髙島屋SC南館5階
TEL 03-5491-2347
営業時間 10時〜21時
担当可知・佐々木・小室

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