【日本橋髙島屋S.C.店】年末は靴も大掃除!いつもより入念にお手入れしてみませんか?
今年もあとわずか。
新年を迎える準備に忙しい時期ですが、意外と見落としがちなのが「足元」じゃないでしょうか?
普段会わない人と会ったり、何かと集まる機会が多いこの時期。
靴が綺麗に磨かれていると気持ち良いものです。
一年間お世話になった靴にいつもより少し念入りにお手入れしてみてはいかがでしょうか?
この時期に実践したい靴のフルメンテナンスをご紹介します。
今回は、こちらの【鷲六郎 / コーヒー】をお手入れしてみたいと思います。
まずは、お手入れの基本であるブラッシングで埃を払います。
コバ周りやベロの隙間は特に埃が溜まりやすいので、しっかりブラッシングします。
しなやかな馬毛のブラシは、埃を払うブラッシングに最適です。
続いて、汚れ落としに移ります。
リムーバークロスにクリーナーを少量取り、汚れや古いクリームを落とします。
古いクリームはここで完全に落としきる必要はありません。
強い力で擦ると革を傷める原因になるので、擦りすぎには注意しましょう。
《M.モウブレイ ステインリムーバー》
大 ¥3,500+税
中 ¥2,000+税
小 ¥600+税
革に優しい水性のクリーナーです。
《ブートブラック ツーフェイスローション》
¥1,200+税
水性、油性どちらの汚れにも効果のあるクリーナーです。
次に、靴の色に合わせたクリームを入れていきます。
ペネトレイトブラシを使うと、手を汚すことなく細かいところまでクリームを伸ばせます。
革の表面が薄っすらと曇れば、クリームの塗布量は必要十分です。
ヒアルロン酸を配合し、保湿力を高めた三陽山長オリジナルクリームです。
クリームが全体に薄く塗れたら、次は豚毛ブラシで馴染ませていきます。
クリームを浸透させるように全体にブラッシングすると、自然な光沢感が出てきます。
豚毛ブラシは適度な張りがあり、クリームを馴染ませるブラッシングに最適です。
最後にグローブで仕上げの乾拭き。
表面に不要なクリームが残っていると汚れになるので、ここでしっかり拭き取ります。
ここまでが、日常的なお手入れの流れです。
革全体がしっとりとして、自然な光沢感が出ました。
そして、ここからはいつもより念入りなお手入れになります。
まずは、コバのお手入れ。
コバはぶつけやすい所なので、色が抜けやすいです。
コバインキを入れると、全体の印象が引き締まります。
革底の靴は、ソールもお手入れ出来ます。
革底は乾燥すると、地面との摩擦が強くなり摩耗し易くなります。
専用オイルを浸透させることで、ソールがしなやかになり摩耗にも強くなります。
パーティーシーンには、足元を華やかに演出する鏡面磨きを施しても良いと思います。
まずは、ワックスを薄く伸ばしていきます。
ワックスは、履きジワの入らない靴の芯の入っている部分をメインに使います。
シアバターを加えた革に優しいワックスです。
《サフィール ビーズワックス / ミラーグロス》
¥1,200+税 / ¥2,200+税
初心者でも鏡面磨きし易い定番ワックスです。
ある程度ワックスを伸ばしたら、ポリッシングコットンに少量の水をつけ磨き込んでいきます。
柔らかな山羊毛ブラシを使って表面を整えるのも一つの方法です。
《コロニル 1909ファインポリッシングブラシ(山羊毛)》
¥2,800+税
最後はポリッシングコットンの綺麗な面に水だけつけて仕上げます。
とっても綺麗になりました!
いかがでしたでしょうか?
靴が綺麗に手入れされていると、それだけで人に与える印象も変わります。
家の大掃除に加えて、靴も綺麗にして新年を迎えてみてはいかがでしょうか?
シューケアでご不明なことがありましたら、いつでもご相談くださいませ。
三陽山長 日本橋髙島屋S.C.店
営業時間 10:30〜20:00
東京都中央区日本橋2-5-1 日本橋髙島屋S.C.新館5階
TEL: 03-6281-9857