【東京ミッドタウン日比谷店】2周年企画が決まりました。
いつも三陽山長日比谷店ブログをご覧くださいまして、
誠にありがとうございます。
先日お伝えいたしました三陽山長日比谷店2周年記念企画が決まりました!
3/29
皆さまのおかげで2周年を迎える運びとなり
感謝の気持ちでいっぱいです。
2周年記念企画 第1弾
日程 3/27(金)〜4/19(日)
日比谷店では常備 パターンメイドシュ-ズを承っておりますが、レギュラースワッチのセレクトに加えて
特別に日比谷店限定革を用意しました。
さらなる上質な素材を求めていらっしゃいますお客様のご要望にお応えできるように厳選した素材を揃えました。
限定スムースレザ-カ-フ
・ブラック
・ダ-クブラウン
ブラック......イタリアンカーフ
たいへんキメが細かく、適度な艶感が特徴 審美眼をもつ革関係者の方々に見せても
いい革だなぁと好評のものです。
下の写真はズームが強いので、近日中にアップチャージを含めブログでご案内いたします。
ダークブラウン......イタリアンボックスカーフ
アリニンカーフの写真でもわかりやすい透明感のある革 美しい肌目と艶感を
お楽しみください
アップチャージ¥6,000+tax
限定革のブラックの革は、ある程度見込んだ仕入れはしておりますが、ダ-クブラウンに関しては取れる足数は3〜4足あるかどうかぐらいです。気になってくださいました方はお早めにお問い合わせくださいませ。
また、大変ご要望がございましたフレキシブルグットイヤ-が承りができるようになります。
こちらは2020.S.S.からスタートするパターンメイド会限定メニューですが、2周年記念に合わせて、日比谷店では、パターンメイド会に先駆けて承ります。
<フレキシブルグッドイヤーとは>
三陽山長でいうフレキシブルグッドイヤーとは、屈曲性を追求したリブテープを用いないで
マシ-ン(ミシン)で縫い合わせる製法
グッドイヤーウェルト製法と9部仕立てのいいとこどりといったところです。
..................補足....................................
※グッドイヤーウェルト製法とは
中底にリブテ-プを糊付けし、中底とウェルトをマシ-ンで縫い合わせる拵え
もちろん、それを操る職人の技量が出来栄えに大きく作用するのは間違いないが、この技術が生まれた事によりスピードが向上し生産量が増えた。
今にち、わたくしたちに本格的な革靴が身近な存在になったのは、グッドイヤー製法なしでは
おそらくありえない。
※ハンドソーンウェルト製法 (9部仕立て)とは
9部仕立てといえば高級革靴の代表的な拵え
リブテ-プを用いないで手縫いで縫い合わせる拵え
丈夫なリブテ-プをマシ-ンでしっかり縫い合わせたモノと比べ、手縫いによりしなやかに屈曲する。
手間がかかるのはもちろんのこと、ベテランの職人であってもプライドの高い拘りのある者が作り上げたものと、そうでないとものとでは出来上がりは雲泥の差。
審美眼を持つお客様のご要望にお応えするべきは、職人自らの厳しい目。
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ステッチを入れてから押縁で仕上げた
手間を惜しまず施したウェルトの仕上げ
屈曲性を追求したリブテープを用いないフレキシブルグッドイヤー妥協を許さないジャパンプライドを随所に感じます。
こちらは限定足数10足のみで残り僅かのsize 7と8.5のみです。
完売してしまいましたsizeの方に朗報です。
今回からアップチャ-ジはございますが、
パターンメイド会のみご注文が可能になりました。
アッパーの革の変更も可能になりますので、
ダ-クブラウンや他の色にも乗せ替えできます。
日々、お客様の声に耳を傾けて少しでも具現化出来るように切磋琢磨しております。
長くなりましたが最後まで読んでくださいましてありがとうございます。
三陽山長の想い
欧米の靴に負けない素材と靴職人のプライドを
特にR2010とR309の2大ラストを通じて、感じてくださいましたら幸いです。
東京ミッドタウン日比谷店
営業時間 11:00〜20:00 (3/15まで)
tel: 03-6812-7130