皆様こんにちは。

二子玉川店の可知です。
ただ今関東に台風が接近しております。
被害が出ずに通り過ぎてくれる事を願うばかりです。

さて本日は、春のパターンメイド会でご注文頂いたシューズが完成し、先日お客様へお渡しさせていただきましたのでその時の様子と合わせて皆様にご紹介させていただきます。

パターンメイド会初登場の革を使用した三陽山長のマスターピースです！


モデル名:勘三郎(カンザブロウ)
素材にはフランス『デュプイ社』のボックスカーフのルビーカーフのブラウンを使用。
このルビーカーフはパターンメイド会初登場の素材です。フランス名門タンナー、デュプイの名に恥じぬ素晴らしい素材で、靴に仕上がった物を見たらその佇まいにオーラを感じる程でした。
更に細部もご覧下さいませ。

勘三郎の最大の特徴でもある手縫いのスキンステッチも革の良さを更に膨らませる仕上がりになっています。

職人の手により丁寧に革を木型に沿わせており、どの角度から見ても靴のシルエットがとても美しいと感じる仕上がりになっています。

そして、靴の内側のライニングもパターンメイド会初登場のフランスデュプイ社のカーフライニング仕様になっています。デュプイのライニングは高い耐久性、美しい経年変化、高い足馴染みがある革なのでアップチャージはかかりますがとてもお勧めの素材です。

こちらのお客様は細い足の方なので、今回の靴はDウィズと言うサイズ表記がレザーソールに刻印されています。

最後にお履き頂いた所もご覧下さいませ。

仕上がった靴を履いて頂き、とてもお似合いでしたし、自然に寄り添っていた勘三郎が印象的でした。
この美しい一足がどの様な経年変化を見せるのか、
とても楽しみになってしまいました！

お客様にはご注文、掲載の許可を頂き改めてお礼申し上げます。

それではまた次回のブログにて！
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