【二子玉川店】お客様誂え靴〜PM会編
皆様こんにちは。
二子玉川店の可知です。
ご紹介が遅くなりましたが春のパターンメイド会でご注文いただいたシューズの完成を、今回皆様にご紹介させて頂きます。
今回は二足同時紹介で、二足とも非常に美しい仕上がりになっています。
まずはこちらから!
モデル名:琴之介(キンノスケ)
木型:R309
素材はパターンメイド会限定革のミュージアムカーフ
で、色はブラックレンと言いましてチェスナット系の色味になります。
ミュージアムカーフ特有の鮮やかな革の色が見た目に美しく、アートピースの様な一足になりました。
更に細かく見て参ります。
琴之介の名前の由来にもなるシューレース周りの竪琴を模したディテール、洋名ではアデレードと言いますが琴之介はそのディテールを職人による手縫いのステッチで表しています。
革の場所によって色むらが異なるので、見る角度で靴の表情が変わるのもミュージアムカーフの魅力の一つです。
靴の内側のライニングも拘りデュプイ社のライニングを使用しています。
ソールはパターンメイド会限定オプションの、ドイツのレンデンバッハ社製のオークバーグレザーソール。ソールの色は薄いブラウンで柔らかな印象に。
ソール周りの色がアッパーの色との良いコントラストになっています。
話はソール裏に戻りまして、
爪先にはヴィンテージスチールをオプションで取り付けています。
ソールコバはオプションの矢筈コバ仕様。
手縫いステッチや矢筈コバ等、贅沢な革の素材だけではなく職人の技がしっかりと効いた一足になっています。
ここまでが一足目のご紹介です。
続いて二足目に参ります!
モデル名:舞之介(マイノスケ)
木型:R309
こちらの素材もパターンメイド会限定革、デュプイ社のルビーカーフ、靴用としては最高級ボックスカーフです。
色はバーガンディになります。
舞之介はホールカットと言う一枚の革に穴飾りで装飾を施したデザインです。一枚革と言う点は一足目の琴之介と同じです。
ルビーカーフは肌理が細かく発色も良い素材です。
全体に舞った穴飾りが舞之介の名前に相応しい仕様になっています。
ソールの仕様は一足目の琴之介と同様ですが、ソールの色はこちらは濃いブラウンにしています。
それぞれ二足とも革は違いますが、ホールカットと言う共通点もあり、各所のディテールも揃えているので今回の二足は兄弟の様な雰囲気がありますね。
二足ともに末長くご愛用頂ける事を願って締めたいと思います。
お客様には改めてご注文、掲載の許可をいただきお礼申し上げます。
お客様のアイデアが詰まった魅力的な靴をご紹介させていただく事が出来て感謝しております。
皆様、次回もパターンメイドシューズのご紹介が続きますので、引き続きチェックを宜しくお願い致します。
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