【二子玉川店】お客様誂え靴〜PM会編
皆様こんにちは。
二子玉川店の可知です。
11月も半ばを過ぎ東京もようやく紅葉が色付いてきました。
季節の移ろいを日々感じる今日この頃です。
さて本日は、二子玉川店にて9月に行われたパターンメイド会でご注文いただいたシューズを皆様にご紹介させていただきます。
秋の空にピッタリな一足に仕上がっております!
モデル名:修伍郎(シュウゴロウ)
木型:R2010
このシンプルなシングルモンクにはお客様の拘りが沢山詰まっています。
更に細かく見て参ります。
つま先にはオプションを用いて通常は入らないメダリオンの穴飾りを入れています。
メダリオンの種類は複数ありその中の一つを今回使用しました。
華やかなメダリオンは良いアクセントになり靴の存在感を引き立たせていると思います。
木型のシルエットがしっかりと浮き上がり手がけた職人の丁寧な仕事ぶりが感じられる仕上がりになっています。
デザインの要でもあるシルバー色のバックルはやや厚みがある丸みのあるバックル形状で、靴のシルエットと好相性です。
この靴に使用しているブラウンの革はパターンメイド会限定レザーのフランスデュプイ社のボックスカーフ。
どこか懐かしさのある色合いがとても魅力的でお勧めのレザーです。
ご注文いただいたお客様にもこの革を大変気に入っていただき今回のご注文となりました。
そして靴の内側の革もオプションにてフランスデュプイ社のライニングを使用し内外デュプイ社レザー仕様となります。
アウトソールはお客様のライフスタイルに合わせて
ビブラム社のラバーソール仕様です。
こちらのシューズをお履きいただいた所も撮らせていただきました。
いつも素敵な装いをしていらっしゃるお客様、仕上がったばかりの修伍郎がその装いに溶け込んでいる様でした。
お気に召して頂き大変嬉しく思っております。
ご注文、掲載の許可を頂き改めてお礼申し上げます。
これからの革の経年変化をこちらも楽しみにしております。
そして、今回はこれだけでは終わりません。
お客様がご来店された際に履いて来られた三陽山長の靴を写真に撮らせていただきました。
こちらもとても特別な一足なのです。
お客様が7年前に当時のパターンオーダー会でお作りいただいたR309木型のダブルモンク源之介に、パターンメイドオプションの中のメニューにある、専任カラリストの手による手染めの紅(ベニ)と言う色で染められた一足になります。
赤から黒へのグラデーションが非常に美しく、
他には無い存在感を放っています。
今はこの色合いでご注文頂くことは出来ませんが、少し似た色合いであればパターンメイド会の時にお作り頂く事も可能です。
当時の貴重な一足だったのでこの機会に皆様にご紹介させていただきました。
お客様にはこちらの掲載にも、ご協力頂き重ねてお礼申し上げます。
そして三陽山長のシューズをいつも素敵に合わせていただきありがとうございます。
今回のブログは以上となります。
それではまた次回のブログで!