【名古屋ミッドランドスクエア店】防水スプレーの使い方
GWも後半になってきましたが皆様如何お過ごしですか?
後半になってくると、そろそろ学校や仕事の始まりを考え、ちょっと落ち込んでくると思いますが、残りのGWを存分に楽しんでください!
ミッドランドスクエア店の西尾です。
本日は普段何気なくお使いになっている防水スプレーの取り扱いについてご説明しようと思います。
防水スプレーの種類には大きく分けて「シリコン系」と「フッ素系」があります。
「シリコン系」は水が通らないように表面に皮膜を作り、繊維の隙間を埋めるタイプ。傘の防水加工に使われることが多いです。
「フッ素系」は水より細かい分子が繊維一本一本にフッ素樹脂を浸透させるタイプ。通気性が良く、汚れや湿気も防ぎます。
⬛ポイント①
靴のお手入れにはフッ素系の防水スプレーがお勧めです!
⬛ポイント②
使用の際の注意点として、吸い込むと身体に有害なので、出来ればマスクなどをして風通しの良い「屋外」で使用してください。
⬛ポイント③
防水スプレーは吹きかけてから、しっかりと乾燥させることによって効果を発揮しますので、出かける直前に防水スプレーをしても効果がないので、前もって防水スプレーをして乾かしてください!
それではスムースレザーとスエードに分けて使用の手順をご説明します。
《スムースレザー》
①まずブラッシングで革表面のホコリや汚れを馬毛ブラシで取り除く。
★汚れが目立つ場合はクリーナーで汚れを落とし、クリームで保湿してください。
②防水スプレーをかける。
屋外で靴から20cmから30cm程離して防水スプレーをかける。(防水スプレーのメーカーによって吹きかけの離しかたが違いますのでご注意ください)
③30分以上自然乾燥。
風通しの良いところで自然乾燥させます。
★近くで見るとシミのようになっていますが、これは防水スプレーの成分が、まだらに付着しているだけです。
④ポリッシングクロスやネル布で乾拭き。
乾拭きをしていない方も多いと思いますが、乾拭きをすることで革全体に防水スプレーの溶剤が革の表面に均一に広がり防水効果を発揮することができます。表面のシミもきれいになり見た目も良くなります。
⑤出来上がり具合
《スエード》
①ブラッシングで表面のほこりや汚れを馬毛ブラシで取り除く。
★ブラッシングを行わないで防水スプレーをかけると汚れがシミの原因になることもあります。手入れをあまりしていない場合はスエード用の栄養ミストで保湿した後にスプレーをかけてください。
②防水スプレーをかける。
屋外で靴から20cm〜30cm程離して防水スプレーをかける。(防水スプレーのメーカーによっては防水スプレーを吹きかけの離し方が違いますのでご注意ください)
③30分以上自然乾燥させてください。
風通しの良いところで乾燥させてください。スムース素材のようなシミにはなりません。
④ブラッシング
馬毛ブラシでブラッシングをして防水スプレーの成分を均一に馴染ませます。
⑤出来上がり具合
以上となりますが、お分かりいただけましたでしょうか?
これから梅雨のシーズンに向かっていきますので、防水スプレーなどはお早めにご準備されるとよろしいかと思います!
ミッドランドスクエア店
名古屋市中村区名駅4-7-1
ミッドランドスクエア 3階
営業時間 11時〜20時
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