【二子玉川店】お客様誂え靴〜PM会編
皆様こんにちは。
二子玉川店の可知です。
7月も半ばを過ぎて、時期的には夏休みに入って来ましたね。
今年は厳しい暑さですが、この暑い夏を少しでも楽しみたいですね。
本日ご紹介いたします一足は、この夏の暑さにも負けないパワフルなこちらの一足です!
モデル名:岸三郎(キシサブロウ)
木型:R2013
素材:イルチア社ミュージアムカーフ×姫路黒桟革
色:グリーン×グリーン
製法:グッドイヤーウェルテッド
まずこちらの岸三郎は、三陽山長の中でもかなりのレアモデルになります。
2019年春に、イラストレーターの綿谷画伯と三陽山長
のコラボモデルとして、そのワンシーズンのみ発売された限定モデルなのです。
お客様は名古屋店の池田店長がブログで紹介した
池田店長自身のパターンメイド岸三郎をみて、お客様ご自身でも作りたいと思われご来店いただきました。
アッパーに使用されたミュージアムカーフのグリーンと、姫路黒桟革のグリーンのどちらも、革職人が手間と時間をかけて生み出した色合い、質感であるため、
この二つが融合された今回の一足は、まるで工芸品の様な佇まいです。
シューレースの先端のタッセルは、ミュージアムカーフのグリーンを使用。
岸三郎の特徴でもあるシューレース周りのディテールの
ギリー、ギリーとは(召使い)の意味があり、その歴史は古く1800年代に誕生したデザインになります。
靴の後方部分は黒桟革を配置して、黒桟革の特徴でもある表面に塗られた漆の輝きが見て取れます。
ソール周りはヒールまで縫いが施された360度グッドイヤー仕様に。
ウエルトもストーム仕様にして、更にギザギザの
模様を付けたお客様拘りのディテールです。
靴の内側のライニングには、パターンメイド会限定レザーの、フランスデュプイ社の黒のカーフライニング仕様。
ソールはミッドソールにレザーを、アウトソールにラバーを重ねたダブルソール仕様です。
ソールのラバーソールはオプションにて、イギリスの
リッジウェイソールを選択いただきました。
この特別な一足を、お客様にお履きいただいた所もお撮りしています。
お客様ご自身のクリエイティビティが、遺憾なく発揮された今回の誂え靴。
お客様にはブログへの掲載許可、ご注文いただきまして改めてお礼申し上げます。
少しでも関われました事、嬉しく思っております。
今回のご紹介はここまでです。
まだまだ誂え靴のご紹介が続きますので、引き続き
ブログのチェックを宜しくお願い致します。
それではまた次回のブログにて!
二子玉川髙島屋SC南館5階
TEL:03-5491-2347
営業時間 10時〜20時
担当: 古川・佐々木・可知
アクセス
●東急田園都市線/東急大井町線 「二子玉川駅」下車
●西口(国道246号方面)徒歩2分