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【日本橋髙島屋S.C.店】革靴のプレメンテナンス

春は就職や異動、転職などで環境が変わり、革靴を履き始める方もいらっしゃるかと思います。

革靴を購入された方から、「プレメンテナンスはどうしたらいいのか?」という質問をいただくことも多いので、今回はプレメンテナンスについてご紹介します。


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まずプレメンテナンスの目的ですが、主に二つあります。

ひとつは、足に馴染みやすくすることです。

特にグッドイヤーウェルト製法の靴は、新品時は履き心地が硬く馴染むのに時間がかかります。

プレメンテナンスを行うことで革が柔らかくなり、足に馴染みやすくなります。


もうひとつは、革靴の負担を軽減させることです。

新品の革靴をいきなり履くと、屈曲させた時、革に強い負荷が掛かってしまいます。

購入してから履き下ろすまでに期間が空いている場合は、革が乾燥している場合もあるので特に注意が必要です。



・プレメンテナンスの手順


⑴ほこりを払う

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ブラシを使って表面に付着したほこりを払い取ります。

ほこり払いには、しなやかな馬毛ブラシが使いやすいです。


⑵デリケートクリームを塗る

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デリケートクリームは革の柔軟性を高める目的で塗ります。

全体にまんべんなく塗れたら、クリームが浸透するまで少し時間を置きます。


⑶革を揉みほぐす

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デリケートクリームが浸透したら、革が柔らかくなるよう揉みほぐします。

つま先やかかとに入っている芯は潰さないよう注意してください。


⑷靴クリームを塗る

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靴クリームを塗っていきます。靴クリームに含まれるワックスは艶を出すだけでなく、革の乾燥を遅らせる効果があります。

クリームの量は出来るだけ最小限にして、薄く塗り伸ばすのがポイントです。


⑸ブラッシングする

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ブラッシングすることで、靴クリームを革に馴染ませます。

豚毛などコシのあるブラシが使いやすくオススメです。


⑹乾拭きで仕上げる

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最後にグローブクロスで乾拭きします。

表面に残った不要なクリームを拭き取ることで、ほこりが付きにくくなります。


ソールの曲がり付け

履き下ろす際にもやっていただきたいことがあります。

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靴を履いたらヒモをしっかりと締め、ソールに曲がりを付けるように屈曲させます。

ソールの返りが硬いまま履き始めると、ソールの減り方が偏ってしまうだけでなく、靴擦れの要因にもなりますので、ぜひやってみてください。


今回ご紹介したプレメンテナンスは、当店でご購入いただいた際には、お客様のご希望に応じて店頭サービスを行っております。

また、「何度か履いたけどまだ靴が馴染まない」という際も、お気軽に当店スタッフにご相談くださいませ。




・「山長春祭」のお知らせ

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「山長春祭」

■期間:2024年3月8日(金)~無くなり次第終了

期間中、税込「¥60,000」以上のお買物で、靴磨きに最適な「オリジナルレザーマット」を進呈させていただきます。

※ノベルティの数に限りがございますので、お一人様一点までの進呈となります。
※オーダーシューズは対象外です。予めご了承いただけますと幸いです。
※直営店舗(日本橋高島屋S.C.店、東京ミッドタウン八重洲店、東京ミッドタウン日比谷店、玉川高島屋S・C店、名古屋ミッドランドスクエア店)のみの開催となります。
※公式オンラインストア、その他お取扱い店舗での開催はございません。



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三陽山長 日本橋髙島屋S.C.店

営業時間 10:30〜20:00
東京都中央区日本橋2-5-1 日本橋髙島屋S.C.新館5階

TEL:03-6281-9857

アクセス
・JR「東京駅」八重洲北口から徒歩5分
・東京メトロ 銀座線・東西線「日本橋駅」直結
・都営地下鉄 浅草線「日本橋駅」から徒歩4分

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