【二子玉川店】パターンメイドオーダー会イブ
皆様こんにちは。
二子玉川店の森田です。
本日遂にパターンオーダー会イブとなりました。
泣いても笑ってもいよいよ残すところあと1日。
まだどの革でどのモデルを誂えようかと推考中の方が圧倒的多数だと思います。
本日は明日からのパターンオーダー会での目玉革を中心にご紹介させて頂きます。
早速今回のオーダー会限定革のファイナルウェポンの登場です。
イタリアはトスカーナ州のROCADO(ロカド)社のコードヴァンからご紹介致します。
コードヴァンのタンナーと言えば泣く子も黙るアメリカのホーウィン社が一般的ですが、近年大注目されているのがこちらのロカド社のコードヴァンになります。
革のダイヤモンドとも称されるコードヴァンに魅せられる革製品ファンは多いと思いますが、コードヴァンを製造するタンナーは世界中に今は5、6社しかないと言われてます。
イタリアでは若き2代目オーナーが事業を成長させ、知名度を上げてきているロカド社のみになります。
因みにロカド社の社名は創業者の息子のロベルト、娘のカテリーナ、創業社である母のドロータの名前からとってつけられてます。
コードヴァンは馬のコードヴァン層と言う部分しか使えず、それ故に一枚のコードヴァンから作れるシューズはせいぜい1足。つまり馬一頭から2足のシューズしか作れない貴重な革ですが、食用の為に馬を飼育する地域は少ないので原皮自体が非常に希少性が高い素材になります。
ポーランド人であるドロータの母国では馬肉を食する習慣があり、馬革の重要地であるポーランドをルーツとして持つことはロカド社にとって大きなアドバンテージとなってます。
他メーカーのコードヴァンは均一な色付けがなされているものが多いのに対し、ロカド社のコードヴァンにはナチュラルな透明感が有り柔らかく弾力性が有ります。
またマーブルコードヴァンの様なミュージアム染めを得意として、普通の仕上げよりも多くの時間を要してます。
こちらのアップチャージ料金は¥66,000になります。
続いてはもはや説明不要イタリアはイルチア社のラディカのミュージアムカーフです。
職人達による手間暇かけて手染めによる染色をする事により生まれる独自のマーブル模様は、見てるだけでも引き込まれる唯一無二の革になります。
今回のオーダー会から新色でロッソ、デニム、トープ、カーキが追加されました。
こちらのアップチャージ料金は¥11,000になります。
こちらは先日スタッフ佐々木の誂え靴でご紹介させて頂いたフランスはアース社のダービーになります。
発色が非常に鮮やかで、これからのシーズンにぴったりなプリントレザーです。
新色でネイビーブルーが追加されました。
こちらのアップチャージ料金は¥11,000になります。
続きましては同じくアース社のアニキスになります。
アース社の中でも比較的新しい靴用のボックスカーフです。
ややマットな質感ですが、磨くと美しい光沢を帯びます。
新色で待望のブラックが追加されました。
こちらのアップチャージは¥11,000になります。
最後にご紹介するのはフランスのビッグメゾンのエルメスとイギリスの老舗タンナー、ベイカー社とのコラボレーションとして生まれたヴォリンカのご紹介です。
ロシアンカーフの失われた技術を製法から再現した革で、非常に手間暇かかった牛革になります。
表面に浮き上がっている蝋は使用しているうちに擦れる箇所が艶となって変化していく様子が楽しめ、白樺のオイルで鞣された独自のスモーキーな香りがあります。
こちらのアップチャージは¥66,000になります。
ベルトのパターンオーダー会も期間中同時開催致します。
サイズは素材にもよりますが70センチから110センチ。
幅も30ミリと33ミリから選択が出来、合わせてバックルもお好きな型との組み合わせが可能になってます。
今回のスペシャルレザーとして、限定革で一番人気のイルチア社のミュージアムカーフをご用意致しました。
シューズの色と合わせてオーダーが可能な為、今回のオーダーシューズと合わせても良し、以前ミュージアムカーフでシューズをオーダーしたものの合わせるベルトが見つからなかったお客様にも朗報です。
是非この機会にシューズに合わせたベルトのオーダーはいかがですか?
ミュージアムカーフベルトは¥33,000になります。
明日から10日間のイベントのご来店心よりお待ちしております。
二子玉川髙島屋SC南館5階
TEL:03-5491-2347
営業時間 10時〜20時
担当: 古川 佐々木 森田
アクセス
●東急田園都市線/東急大井町線 「二子玉川駅」下車
●西口(国道246号方面)徒歩2分