【二子玉川店】 パターンメイドオーダー会4/11(金)〜4/20(日)開催
皆様こんにちは。
二子玉川店の森田です。
いよいよ春のパターンオーダー会開幕まで残すところあと数日に迫って参りました!
本日のブログは今回のオーダー会より新たにラインナップに加わったレザーのご紹介と、折角なので毎回オーダー会で人気を博す鉄板レザーをご紹介させて頂きたいと思います。
先ず先陣をきってご紹介させて頂くのが、フランスを代表するタンナーのアノネイ社によるボカルーオンブラです。
フランスカーフ原皮を使用したフルグレインレザーボカルーを下地としたミュージアムカーフになります。
ミュージアムカーフと言えばイタリアのイルチア社が手掛けるラディカが有名ですが、こちらのボカルーオンブラはラディカよりムラ感が大きいタイプとなります。
ハリ、コシ、ツヤが有り革靴に適した質感になってます。
染色や加工技術により自然で深みのある色合いが引き出されており、透明感とエレガントさが魅力のレザーです。
こちらのアップチャージは¥12,100(税込)になります。
続いてご紹介させて頂くレザーは、こちらも同じくアノネイ社が手掛けるアルパインです。
適度なハリ、コシ、ツヤが特徴の型押しレザーになります。
油分を含んでいる為、雨天時でも気兼ねなくお選び頂ける性質の素材です。
有名メゾンでも使用されるレザーで、シューメーカーではアメリカのA社がよく使っている型押しグレインレザーになります。
こちらのアップチャージは¥11,000(税込)になります。
続きましてはフランスはアース社のシティカーフのご紹介です。
写真では分かりづらいですが浅く、細かいシュリンク模様の型押し革で、ソフトで滑らかな質感ながら適度なハリも持ち合わせています。
ナチュラルな型押しなので、エレガントな印象に仕上がる素材になってます。
こちらのアップチャージは¥13,200(税込)になります。
ここからは毎回オーダー会で人気が集中する名作レザー達をご紹介させて頂きます。
先ずはフランスを代表する、いや世界を代表する名タンナーのデュプイ社を代表するルビーカーフです。
デュプイ社の靴様ボックスカーフとして最高級に位置するレザーになります。
薄化粧で透明感がありつつハリ、コシがあり強度もしっかりとしています。昨今は入手するのが難しく、国内市場にはなかなか出回らない素材です。
厳選されたフランス産の原皮を使用し、どの色もとてもシックでクラシカルな色彩となってます。
ドレスシューズとしてこの上ない上質な革の雰囲気を醸し出しています。
こちらのアップチャージは¥16,500(税込)になります。
オーダー会のみならず、既成靴でも常に人気のアース社のユタカーフ。
9種類のオイルを染み込ませた特別な皮革です。ふっくらとした肉厚な革は栗、ミモザ、南アメリカ原産の木材ケブラッチョの樹皮等を混ぜ合わせて鞣されている為、柔らかさも一線を画します。
通常のカーフに比べ油分を多く含んでいる為、耐水性のある皮革で日本の気候にも最適です。
元となるレザーは同社のシグネイチャーであるノヴァナッパになります。
ノヴァナッパは最強レザーらしくフランスの超高級メゾンブランドH社ではバレニアとして展開されているレザーでもあります。
こちらのアップチャージは¥13,200(税込)になります。
最後にご紹介するのはイギリスの名タンナーJ&Fベイカー社のヴォリンカレザーです。
幻のロシアンカーフを現代に蘇らせたその名もヴォリンカレザー。
白樺、樫、柳の樹脂のタンニン液に浸して、およそ1年かけてじっくりと鞣された後、仕上げにロシア産の白樺のオイルを職人達が直接刷り込んでいきます。
これはロシアで行われた伝統的な工程と同じで、しなやかでありながらとても丈夫で、耐久性と防水性に優れた革に仕上がります。
因みにヴォリンカレザーはH社の皮革修復職人とJ&Fベイカー社の鞣し職人によって5年間にわたる研究を行い完成されたというエピソードがあります。
バーキン、ケリーと並んで人気のオータクロアに使用されているレザーになります。
こちらのアップチャージは¥66,000になります。
店頭には本日ご紹介しきれなかった沢山の革見本も届いておりますので、是非貴重なレザーを手に取ってみてはいかがですか?
二子玉川店のパターンオーダー会期は4月11日(金)〜20日(日)となってます。
皆様のご来店心よりお待ちしております。
二子玉川髙島屋SC南館5階
TEL:03-5491-2347
営業時間 10時〜20時
担当: 佐々木 森田
アクセス
●東急田園都市線/東急大井町線 「二子玉川駅」下車
●西口(国道246号方面)徒歩2分