【二子玉川店】Stay at home & Share happiness
皆様こんにちは。
二子玉川店の可知です。
店舗が今現在も休業中の為、ブログのご案内もとても久しぶりになってしまい申し訳ございません。
そのブログ、今回は面白い内容になっております。
三陽山長の各店舗のスタッフが順番にブログで自身の愛用の一足をご紹介して行く取り組みでございます。
前日のトップランナー東京ミッドタウン日比谷店の森田さんからバトンを受け取りまして今回は皆様に私、二子玉川店可知の三陽山長お気に入りの愛靴の一足をご紹介させて頂きます。
それがこちらのモデル。
モデル名『燕之介』ツバメと書いてエンノスケと読みます。
ラストはR309のセミスクエアタイプ。
革はネイビーのフレンチカーフでパターンメイドで作った一足。
ソール側面のコバは三陽山長の十八番の矢筈コバ仕様にしています。
着用頻度は週に1〜2回程ですが、履き始めの頃は週に3回も履いてしまっていた位お気に入りです。
着脱容易なのがとても便利です!
着用年数は今年で4年経ちます。当初から履き込んでいたので近頃革が痩せて来てしまって、最近は少し間を開ける様にしながら履くようにしています。
どうしてこちらの燕之介に愛着があるかと申しますと、この燕之介は二子玉川店スタッフ可知が2016年の春に絵型を描いて当時の三陽山長の企画担当の者に頼み込んで商品化してもらった一足なんです。勿論他のスタッフの皆にも了承を得ての商品化です。
実際発売したのは2016年秋冬シーズンになります。
何故このモデルを商品化したいと思ったかと言いますと、当時R309ラストのラインナップに紐なしタイプはダブルモンクの源之介しか無く、
お客様の声も有り紐なしのスタイルを増やしたかった事。
サイドエラスティックはR309ラストで以前に展開していたパンチドキャップトゥの伸之介と言うモデルがありましたがこのモデルも当時は既に既成品に無くパターンメイドのみの対応でした。
そしてパンチドキャップトゥですとどうしてもドレス寄りな雰囲気となる為、ドレスカジュアルやデニムに合わせた様なカジュアルスタイルにしっくり来ないと思っていたので、爪先のキャップをウイングに変更して振り幅の広い一足にして皆様にご提案したかったのです。
ローファーだとカジュアルに寄りすぎてしまうのでウイングチップにする事でビジネススタイルにもカジュアルスタイルにも合うモデルがイメージです。
燕之介が発売した時はこのブラックとコーヒーの2色展開でした。
(写真は2016年秋冬当時の物)
今でこそサイドエラスティックモデルは他ブランドからも多く出ており、アンソニー・クレバリー、ガジアーノ&ガーリング、エドワードグリーン、クロケット&ジョーンズ等の有名シューズブランドからも展開していますが、燕之介発売当時はそこまで認知度が少なく、残念ながらこの燕之介は定番とはならず現在はパターンメイドのみのご案内になっています。
現在の三陽山長ではサイドエラスティックモデルで『十志郎』『容之介』の2モデルが展開しています。直ぐにサイドエラスティックモデルが欲しいと思っていただけましたらこの2モデルがお勧めでございます。
燕之介もまた登場してと言われる様になって欲しい...と未練はありますが...
最後に...定番品になる位人気者になって欲しかった燕之介でしたが(しつこくてすみません)、
個人的な事ですが2016年は可知が二子玉川店から銀座ベルビア店に移りその銀座店が閉店する2018年まで共に歩んでくれた相棒です。銀座店の閉店に合わせまた二子玉川店に戻って参りました。
沢山の出会いを共に歩んで来た燕之介をこれからも大事にしながら付き合って行きたいと思います。
そして、お店が再開しましたら皆様の一足を店頭でご案内させて頂けましたら幸いでございます!
皆様もお身体にはくれぐれもお気を付けて、また店頭でお会い出来る日を楽しみにしております。
最後までお読み頂きありがとうございます。
それでは次のランナーは日本橋高島屋s.c店の
上村さんお願いします!