【二子玉川店】お客様誂え靴〜PM会編
皆様こんにちは。
二子玉川店の可知です。
もうすぐ3月になりますが、最近は寒さが厳しい日が続きますね。
気を緩めず体調管理をして行かなければなと感じています。
そんな時は、足下からドレスシューズで気を引き締めるのはいかがでしょうか?
本日はそんな気も引き締まる一足を、皆様にご紹介して参りたいと思います。
パターンメイド会でお作りいただいたこちらをご覧くださいませ。
モデル名:鞍之介
木型:R309
素材:姫路黒桟革ブラック
ライニング:レギュラーライニングブラック
ソール:ジョン・レンデンバッハ
製法:グッドイヤーウェルテッド
この鞍之介の特徴は何と言ってもアッパーに使用された、パターンメイド会限定レザーの姫路黒桟革ですね!
型押しされた革の凹凸の表面に、幾重にも重ねられた煌びやかに輝く漆の光沢、黒桟革はその昔、戦国武将の甲冑に用いられた革を現代に甦らせた革で、
今では姫路にある坂本商店さんだけが作りだせる特別なレザーでもあります。
戦国武将の命を守る甲冑に使用された事からも、通常の革よりも堅牢度が求められますので、漆が何層にも重ねられている事も、この革が生まれた時代背景を想像してしまいます。
そんな歴史的背景のある黒桟革を、現代人の我々が靴として履く事で、気の引き締まる思いが湧き上がるかもしれませんね。
続いてこの靴の細部も見て参ります。
鞍之介のシンプルなデザインに、黒桟革の持つ存在感のある表情がとてもマッチしています。
ソールのコバはオプションで矢筈コバ仕様に。
エッジの効いた仕様が黒桟革とも好相性です。
漆黒に染まったレザーソールに、ドイツのジョン・レンデンバッハ社の金の箔押しロゴが美しい仕様。
つま先にもあらかじめヴィンテージスチールを装着しています。
とても良くお似合いで、履いたお姿もとても凛々しく感じました。
この度はご注文、掲載の許可をいただき改めてお礼申し上げます。
時代は変われど、今も黒桟革は我々を魅了する素材として語り継がれています。
次回も素敵な一足をご紹介致しますので、引き続きブログのチェックを宜しくお願い致します。
二子玉川髙島屋SC南館5階
TEL:03-5491-2347
営業時間 10時〜20時
担当: 可知・佐々木・森田
アクセス
●東急田園都市線/東急大井町線 「二子玉川駅」下車
●西口(国道246号方面)徒歩2分